2024年6月13日、AI開発企業のLuma AIが、テキストおよび画像から高品質でリアルな動画を生成することができる次世代動画生成AIモデルの「Dream Machine」をリリースしました。





Luma AIは、公式X(旧Twitter)アカウント上にDream Machineで生成した動画の作例を投稿しています。

道路を自動車が走る動画





ネズミの大群がテクテク歩き回る動画





坊主の男性が歩く動画





Dream Machineはシーンの空想や内容に合わせて、流動的、映画的、自然主義的なカメラモーションを試すことが可能です。





ドレスの女性が踊るモノクロ動画





アニメ調の動画





Dream Machineは人・動物・物体が世界とどのように相互作用するかを理解できるため、優れたキャラクターの一貫性と正確な物理特性を備えた動画を作成することができます。





近未来風の都市をさまようスーツの男性と着物の女性





Dream Machineは誰でも無料で実際に動画を生成してみることができます。

Luma Dream Machine

https://lumalabs.ai/dream-machine



上記URLにアクセスして、ページ右上にある「Try Now」をクリック。



「Sign in Google」をクリック。



Googleアカウントへのログインを求められるので、Googleアカウントにログインします。



「次へ」をクリック。



ログインした状態のDream Machineの画面はこんな感じ。画面上部には「動画の生成には120秒かかります。ただし、需要が非常に高いため、リクエストはキューに入れられます」と警告しており、海外テクノロジーメディアのTom's Guideも「15分待っても動画を生成できず諦めた」と報じています。なお、Googleアカウントを連携させると自動で無料プランのアカウントが作成されるのですが、無料プランの場合はひと月あたり30本の動画を生成することが可能です。ひと月に生成できる動画の本数はプランによって異なり、「標準プラン」(月額29.99ドル:約4700円)だと120本、「プロプラン」(月額99.99ドル:約1万6000円)だと400本、「プレミアプラン」(月額499.99ドル:約7万9000円)だと2000本です。



画面中央にあるテキストボックスにテキストを入力して、右端にある矢印アイコンをクリック。



すると、「Your Creations」という項目の下に、先ほど入力したプロンプトが追加されました。



日本語でテキストを入力しても動画を作成してくれますが、いつまで待っても動画は生成されず。試しに英語でテキストを入力してみると、3分ほどで動画が生成されました。



生成された動画は右クリックから保存可能。なお、動画の右上には「LUMA」というウォーターマークがついており、5秒の動画がMP4形式でダウンロードできます。



実際にDream Machineで作成した動画の事例が以下。入力したプロンプトは「A happy baby surrounded by a large number of cats and an uncle looking on enviously(たくさんのねこに囲まれて幸せそうな赤ん坊と、その様子をうらやまし気に眺めるおじさん)」です。

Luma AIの動画生成AIモデル「Dream Machine」で作成したネコ動画 - YouTube