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『オーシャンズ11』シリーズのコンビで知られるジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの再タッグ作『Wolfs(原題)』より初の予告編が米公開された。究極の渋味を堪能せよ。

本作はともに一匹狼のフィクサーであるニック(ピット)とジャック(クルーニー)が同じ仕事に任命される様を描くアクションコメディ。先がけて公開されたではシリアスな雰囲気の物語を醸し出していたが、予告編ではコメディ要素も多く含まれていることがうかがえる。

映像は、女性(エイミー・ライアン)の叫び声で幕をあける。身を隠しながら電話をかける女性。電話に出た男が「この番号をどうやって知った?」を聞くと、「もし助けが必要になったら、この番号にかけろって言われたの」と答える。すると、クルーニー演じるフィクサーのジャックが部屋に現れ、慣れた手つきで遺体の処理を行う。

「あなたような人たちって本当に存在したんだ」と感心する女性に、「存在しないさ。俺がやることは誰にも真似できない」とジャック。仕事を黙々と続けていると、扉をノックする音が聞こえる。そこに現れたのはもう1人のフィクサー、ニック(ピット)。「誰がお前に電話したんだ?」と聞かれたニックは防犯カメラを一瞥し、ジャックは事態を察する。

ここで部屋にアナウンスが入り、2人のフィクサーに「我々はあなたたちに協力してもらうことにした」との命令が下される。「嫌だ」と口を揃えるジャックとニックは、死体をなんとか車のトランクに詰め込むが、ここで緊急事態。死体が蘇ったのだ。さらに事件にドラッグが絡んでいることを知った2人は「長い夜になりそうだ」と覚悟し、蘇った青年を連れて車に乗って夜の街に繰り出す。

一匹狼だったこともあり、コミカルな凸凹ぶりを披露する2人のフィクサー。車内では「あんたらはどれくらいの付き合いなんだ?着てる服も話し方も同じ。同じような人間じゃないか」と青年からの尋問に遭うが、2人は多くを語らない。

その後の映像では、フランク・シナトラの楽曲「マイ・ウェイ (My Way)」にあわせてニックとジャックの凄腕フィクサーぶりが映し出され、なぜかパンツ一丁で脱走した青年を追いかけるシュールなシーンも登場。最後の最後まで「俺たちはパートナーじゃない」と言い張る2人だが、長い夜の末にどんな結末が訪れるのか。

クルーニーとピットのほか、共演者として任務を依頼する女性マーガレット役で『ボーはおそれている』(2023)のエイミー・ライアン、死から蘇る青年役で「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(2019-21)のオースティン・エイブラムスが出演。監督は、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズのジョン・ワッツが務めた。製作は『ナポレオン』(2023)や『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)の米Apple、配給は米ソニー・ピクチャーズ。

ハリウッドの二大スターが夢の再共演を果たす映画『Wolfs(原題)』は9月20日US公開。

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