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米ブラムハウスが手がける『エクソシスト』シリーズが心機一転、立て直しを図る。このたび『ドクター・スリープ』(2019)などのマイク・フラナガンが脚本・監督を務める新作映画(タイトル未定)が発表された。米が報じている。

『エクソシスト』シリーズは、2023年に50年越しとなる正統な続編『エクソシスト 信じる者』が公開され、再始動。1作目でクリス・マクニール役を演じたエレン・バースティンが再演したことも話題となった。

『信じる者』は3,000万ドルの予算に対して1億3,700万ドルの興行成績を記録。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督の続投で続編『The Exorcist: Deceiver(原題)』も発表されていたが、のちにグリーンの離脱が伝えられ、さらには批評家からの低評価を受けてクリエイティブ上の見直しが行われるとのもあった。

この流れを受けて今回新たに発表された『エクソシスト』新作映画は、『信じる者』の続編とはならず「根本を覆すアプローチ」で企画されているとのこと。『エクソシスト』ユニバースを舞台に完全に新しい物語が描かれるという。

このたび監督・脚本に起用されたマイク・フラナガンは、名作ホラー『シャイニング』40年ぶりの続編『ドクター・スリープ』を手がけたほか、「ザ・ホーンティング・オブ」シリーズや『サイレンス』(2016)といったホラー作品を多数手がけた人物。『エクソシスト』シリーズを手がけてきたモーガン・クリークと共にプロデューサーを兼任し、シリーズの再起を図る。

フラナガンはこのたびの発表にあたり、「『エクソシスト』は私が映画監督になったきっかけのひとつであり、その世界観の中で斬新で大胆で恐ろしい作品に挑戦できる機会をいただけて光栄です」とコメント。ブラムハウスのジェイソン・ブラム社長も「マイクの声とヴィジョンはホラー・ファンにとって欠かせないものです」と声明を発表し、「『エクソシスト』の世界で新たに挑むものを観客に体験してもらうのが待ちきれません」と期待を高めた。

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