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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』シリーズなどで知られるハリウッド・スター、クリス・プラットが、米ラジオ番組で俳優としてのキャリアを振り返り、初めて得た大金を全て使い果たしてしまったというエピソードを明かした。ホームレス生活も経験しているプラットは、当時の自分を「金融リテラシー」が皆無だったと反省している。

プラットは高校卒業後にアメリカのコミュニティ・カレッジで演技を学ぶも、すぐに中退。その後は仕事を転々としていたが、長くは続かずハワイのマウイ島に移住した。そこでは貧乏生活を送ることになり、ホームレスを経験するまでに至った。レストランで働いていた時に偶然、女優のレイ・ドーン・チョンと知り合い、彼女の監督作品で映画デビューを飾ることになったことがきっかけで、役者の道に進むことになった。

米で当時を振り返ったプラットは、ハリウッドで成功を掴んだ瞬間について聞かれると、企業のCMに出演したことやSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)の組合員カードを手に入れたことなど、「成功するために一歩ずつ前へ進んでいきました」と語った後に、ドラマ「エバーウッド 遥かなるコロラド」への出演をピックアップ。「お母さんに家を買ってあげました」と同作でのギャラを親孝行に使ったことを明かしている。

ラジオのパーソナリティーから「とても謙虚なスタートですね。ハリウッドで初めて大金を受け取って作品に出演した時、そうしたお金を使うのにためらいはありましたか?」と聞かれると、これにプラットは「ノー」と即答。あるテレビ映画への出演で初めて受け取った大金を使い果たしてしまったのだそうだ。

「お金を使い果たそうなんて思ってもみませんでした。初めて給料をもらったときは、“マジかよ”って感じでした。長い間、少しのお金で生活していましたから。最初に受けた大きな仕事はテレビ映画でしたね。7万5,000ドルのギャラでした。」

「2週間も経ったら、お金はどこに行ったんだ?って感じでした」と語るプラット、あっという間にお金を使い込んでしまったようだ。「ハワイとかオーストラリアとか世界中を旅して、投資したりヨットを手に入れたりするんだろうなって感じでした」と振り返っている。結局、大金を何に使ったのかは明かしていないものの、「とにかくあれは僕にとってクレイジーな金額でした。あんな大金を稼ぐなんて想像もできなかったし、あっという間に終わってしまった」と大金は儚く消え去ってしまったという。

今では俳優だけでなく、父親でもあるプラットは、当時の自分について「お金の使い方がわかりませんでした」と顧みる。「お金が入ってきたら、それを使ってしまうみたいな。“よし、賢くならなきゃな”と立ち止まるには、それなりの時間が必要でした」。自分や家族の将来を考えたプラットは「金融リテラシーを身につけるための計画を立てた」といい、「後々の人生で成長するためのステップのひとつでした」と語った。

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