マック・アリスターと遠藤【写真:ロイター】

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遠藤は後半31分までプレー

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間5月13日に行われたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦(3-3)でアンカーとして先発出場し、後半31分までプレーした。

 遠藤が交代したあとにチームは2失点。海外メディアは遠藤に及第点を付けている。

 リバプールは前半2分に相手のオウンゴールで先制。1-1とされた前半23分にはFWコーディ・ガクポが勝ち越し点、後半3分にはDFジャレル・クアンサーが追加点を挙げて、リードを広げる。

 遠藤は前半38分に縦パスをMFアレクシス・マック・アリスターへ入れるなど攻撃でもスイッチを入れる活躍。そのあとのカウンターも止め、攻守に貢献した。

 2点リードしたまま後半31分に途中交代。だが、チームはそこから後半40分、同43分と立て続けに失点して同点に追い付かれ、まさかの3-3ドローで決着となった。

 データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、遠藤は76分間のプレーでボールタッチ64回、パス成功数53本中48本(成功率91%)、ロングボール成功3回中2回、ドリブル成功1回中1回、地上戦デュエル勝利数10回中6回、ポゼッションロスト5回、クリア4回、インターセプト1回、タックル4回、ファウル2回という成績だった。

 米スポーツ専門局「ESPN」は選手採点(10点満点)で「6点」を付け、「アストン・ビラのビルドアップを混乱させるために上手くプレスをかけた。ポゼッションは確実かつ安全。後半31分に交代する前で、堅実なプレーを見せた」と評価。一方で、失点にも絡んだMFアレクシス・マック・アリスターは「4点」で、「いつもほどの影響力はなく、ビラの2点目も(ジョン・)デュランがアリソンの逆を突く(シュートを決める)前に集中力を欠き、失点した」と指摘されていた。(FOOTBALL ZONE編集部)