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映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』の公開後、ゴジラとコングをクロスオーバーさせるモンスター・ヴァース計画には明るい未来が見えてきた。現時点で『ゴジラ×コング』の世界興収は4億8,740万ドルを突破。製作を手掛ける米レジェンダリー・ピクチャーズのメアリー・ペアレントは同作の大ヒットを受け、シリーズ継続への意欲を。

ペアレントの発言から間もなくして、4月上旬にはモンスター・ヴァース初の実写スピンオフのシーズン2更新が。さらには、「モンスター・ヴァース」のスピンオフドラマを複数製作することも伝えられた。映画のみでの展開だった同シリーズは今や縦にも横にも広がりを見せている。

大ヒット爆走中の『ゴジラ×コング 新たなる帝国』についても、続編の計画が存在している。もし実現すれば、その旗振り役は『ゴジラvsコング』(2021)と『ゴジラ×コング』を手がけたアダム・ウィンガード監督となりそうだ。

ウィンガード監督は『vs』と『x』に次ぐトリロジー計画の構想を語っており、実現は『ゴジラxコング』の結果次第だと。日本公開もついに迎え、興収成績はまだまだ数字を伸ばしていきそうで、世界興収の最終着地は6億ドルとのも。6億ドルを突破すれば、モンスター・ヴァース史上最高の成績を樹立することになる。

『ゴジラxコング』ではコング主体の物語が展開されたが、次回作ではゴジラがメインとなるかもしれない。ウィンガード監督は「次の映画は今作でコングにやったことのゴジラ版になると思います」と、ゴジラのバッググラウンドを掘り下げる内容になることを示唆していた。

また、ウィンガード監督によれば、『ゴジラxコング』劇中には次回作に繋がる「小ネタ」がのだとか。「ポストクレジットシーンといったものはやりませんが、今後の方向性に関する手配は行なっています。出てきそうな敵やプロットについてのアイデアもありますし、いくつかのことを設定するためにすごく楽しくて賢いことをやったと思います」。

モンスター・ヴァースで活躍するのは、(一応)モンスターだけではない。最新作では、トラッパーというアロハシャツ姿のアロハな獣医が新たに登場した。劇中では、トラッパー役のダン・スティーヴンスとバーニー役のブライアン・タイリー・ヘンリーのコンビがコメディ・リリーフとして良い働きぶりを見せていたが、スティーヴンスはトラッパーとバーニーのスピンオフについて「乗った。やりましょう」とノリよく。

2014年の始動からちょうど10年の節目を迎えるモンスター・ヴァース。ゴジラとコングは今や並走しながらユニバースを頼もしく率いているが、いったいどこへ導こうとしているのか。その活発な動きからは今後も目が離せない。

Source: Comicbook(,),

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