湯崎知事「宿泊税」早期導入へ意欲 広島
湯崎知事は「宿泊税」について、観光客がコロナ禍前の水準まで回復していることなどから早期導入へ意欲を示しました。
湯崎英彦知事「宿泊税の導入に向けて今後議会を始めとして、宿泊事業者や観光関連事業者の意見も伺いながら具体的な検討を進めていきたい」
宿泊税は宿泊した人が料金などに応じた額を宿泊施設を通じて自治体に納める地方税です。県は2019年に導入を検討していましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大したため中断していました。
県内の宿泊者数が外国人観光客の増加などによりコロナ禍前に近い水準まで回復していることなどから、導入に向けた検討を再開したということです。
湯崎知事は税収について、混雑緩和対策など観光振興に活用したいという考えを示しました。時期などについては現時点で未定ですが、できるだけ速やかな導入を目指したいとしています。