色を表現するために用いられるカラーコードは、通常は0〜9およびA〜Fの合計16文字を用いた6桁の16進数で「#fcc800」のように表記されます。この6桁の数字は「RGB」を示しており、前2桁が「赤(Red)」の値、真ん中2桁が「緑(Green)」、後ろ2桁が「青(Blue)」となっています。これをふまえて、「現在ページに表示されている背景色のRGB値はそれぞれどれぐらいか?」と推測するクイズに挑戦できるサイトが「Guess My RGB」です。

MyRGB

https://susam.net/myrgb.html



Guess My RGBにアクセスすると、以下のようなページが開きます。以下の画像では緑っぽい色の背景からなるページですが、この背景カラーはアクセスする度に変わります。その色におけるR、G、Bの内訳を当てるという仕組み。



R、G、Bのスライダーを動かすことで、推測した値を決定していきます。緑っぽい背景のため「G」を動かしてみたところ、「Submit #7D7」と表示されました。これは、「Rが7、GがD、Bが7で決定しますか?」という意味。カラーコードは6桁で表現されることが多いですが、「#77DD77」のようにRGBそれぞれで同じ数字が続くとき、「#7D7」と省略して書くこともあります。Guess My RGBは、R、G、Bがそれぞれ16通りで合計4096通りの中から色を当てるゲームというわけ。



「Submit #7D7」をクリックすると、「#7D7」のカラーが表示された上で、「61% match」と示されました。



よりGの値を上げて、RとBも少し動かして「#8F5」にしてみたところ、「55% match」と遠くなってしまいました。推測して入力したカラーが、正解である背景カラーに重なるため、「どれくらい違うか」というのが見比べやすくなっています。



逆にGの値を下げたところ、「91%」まで近づきました。ここから微調整していくことで正解を目指します。



ぴったり正解すると「Splendid!」と表示されました。



「New Game」をクリックすると背景カラーが切り替わり、新しいゲームに挑戦できます。見た色からRGBの配色をぴったり当てることは難しいですが、「RとGを高めると黄系統」「RとBを高めると紫系統」「GとBを高めると水色系統」といった関係を意識すればより高度な推測もできるため、やればやるほどRGBカラーの理解が深まっていくはず。



Guess My RGBの仕組みについてはGitHubで公開されています。

GitHub - susam/myrgb: A simple RGB color guessing game