ペプチドナイルは重賞初制覇をGIで決めるか(22年10月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 藤岡佑介騎手がフェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)のペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)で6年ぶりのJRA・GI制覇を目指す。

 藤岡佑介騎手は04年デビューの37歳。これまでにJRAで重賞44勝を含む1011勝を挙げている。GIには長らく縁がなかったが、18年NHKマイルCをケイアイノーテックで制覇。86回目のチャレンジでGIジョッキーの仲間入りを果たした。

 GI・2勝目を目指し、フェブラリーSではペプチドナイルとコンビを組む。昨夏以降にリステッドとオープンを計3勝の実力馬。前走の東海Sは0秒5差の6着だが、先団馬群で厳しい競馬を強いられたことが敗因。決して力を出し切っての敗戦ではない。

 13年のフェブラリーSでは最低人気のセイクリムズンで0秒3差の4着に食い込み、穴党を興奮させた藤岡佑介騎手。ここで待望のJRA・GI2勝目に手が届いても決して驚けない。