《タモリステーション、何より羽生くんが笑顔を見せてくれて良かった!》

《タモリステーションの羽生くんのビジュアル!美し…い…》

 SNSで、羽生結弦のファンがこう歓喜した、2月10日放送の『タモリステーション』(テレビ朝日系)。スポーツの名場面を振り返る企画のなかで、羽生は、2015年、フィギュアグランプリファイナルで男子シングル史上初となる3連覇を330.43点の世界歴代最高記録で達成したときのことについて語った。

「羽生は当時の映像を『懐かしいな、緊張しているな』と言いながら見入っていました。そして『どうやったら圧倒的に勝てるか、ということをつねに考えてきて、それが挑戦という形だったのかなと思ってます。みなさんの目に映るのは、結果なんです。結果がともなわなければ、見てもらえないと僕は思っている』と語り、目標設定が人よりも高いことについて『もうちょっと無難なところに目標設定をすれば、人生を楽に生きられたと思うけど、目標設定が高いからこそ、達成感がすごいのだと思う』と笑っていました。貴重なインタビューに、ファンは放送前から盛り上がり、当日はテレビに釘づけになったようです」(週刊誌記者)

 インタビューが収録されたのは、2024年の1月とみられる。

「おそらく1月12日から1月14日に、佐賀で開催された『Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR SAGAアリーナ』の直後ではないでしょうか。アイスリンクにもっとも近い『プレミア席』が3万円、4階後方の立ち見席でも1万6000円という高額チケットですが、およそ7000席は完売。急遽、機材スペースを観客席にして大成功を収めました。ホッとしたタイミングで語ったのではないでしょうか」(スポーツ担当記者)

 しかし羽生といえば、2023年11月17日の未明に突然、SNSで離婚を発表。世間の注目が続いていた時期だった。

「羽生やその親族に離婚の原因があるようにも報じられました。そうしたなか、アイスショーでは素晴らしい舞を見せ、インタビューでは冷静に自己分析をするのですから、やはり“鋼のメンタル”を持っているのだと思います。羽生は、ケガをしても『体にとってはマイナスでも、精神的にはプラスになる』と前向きに考える人物。メンタルコントロールがすごいんでしょうね。達観していると言っていいかもしれません」(前出・週刊誌記者)

 常人では考えられない精神力といわざるをえない。