日韓が露呈した共通の不安を海外指摘【写真:ロイター】

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優勝候補に挙げられる日本、韓国の不安要素にインドネシアメディアが注目

 カタールで開催されているアジアカップは、1月31日までにラウンド16を終えてベスト8進出チームが出揃った。

 優勝候補に挙げられている日本だが、グループリーグではイラクに敗れて2位となるなど、苦戦を強いられてきた。そんな日本の不安点をインドネシアメディア「Sepak Bola」が指摘している。

 森保ジャパンは準々決勝で、FIFAランク17位とアジアで最高位の日本に次ぐ21位のイランと対戦する。イランはイタリア1部ASローマのFWサルダル・アズムンらを擁する中東のタレント軍団と知られ、日本と同じく、優勝候補国の1つに挙げられる。

 そんな相手に対して、不安があるとされるのは日本の守備だ。「Sepak Bola」は、「日本のアジアカップの旅は、平坦なものではなかった。チャンピオンを目指しているにもかかわらず、彼らはグループDの2位で決勝ラウンドに進出した。日本はここまでイラクに1-2で敗れたが、4試合で無失点の試合がない。日本は次の試合で初の無失点を目指すことになる」と伝えた。

 実際にここまで4試合を戦った日本だが、初戦のベトナム戦(4-2)、第2戦のイラク戦(1-2)、第3戦のインドネシア戦(3-1)、そしてラウンド16のバーレーン戦(3-1)と、ここまで4試合で6失点、しかも全試合で失点を喫している。

 一方、記事では「準々決勝進出チームの中で、無失点が1つもないのは日本だけではない。韓国もまた、常に失点を喫してきた」と、ベスト8進出を果たした日韓両国の共通点を指摘。両国が順当に勝ち上がれば対戦するのは決勝戦になるが、どちらが先にクリーンシートの試合を演じるかも注目だ。(FOOTBALL ZONE編集部)