下腹だけ出てる人はやって!おなかぺったんこを目指す簡単エクササイズ

写真拡大 (全9枚)

 太らないように気を配っていても、下腹だけ出てしまう人もいるのではないでしょうか。これは決して珍しいことではなく、年齢を重ねるにつれ、おなか周りの脂肪はつきやすくなるものです。

しかし諦めるのはまだ早いです! 今回は下腹が気になる人におすすめの簡単エクササイズをご紹介します。下腹がへこむだけで、見た目がかなりスッキリするので、ぜひ実践してみてくださいね。

【関連記事】10キロ痩せたい!1か月でダイエットを成功させるおすすめ方法4選

1.下腹だけ出ている原因は?

下腹が出る理由はさまざまありますが、年齢を重ねると筋力低下や、それに伴う姿勢の悪さが原因になっている可能性があります。

1-1.筋力の低下
筋力は40歳頃から少しずつ低下するといわれています。(※1)筋力が低下すると代謝も落ちるので、おなか周りの脂肪もつきやすくなってしまいます。

1-2.姿勢の悪さ
ふだんの姿勢が猫背や反り腰だと自覚のある人は、試しに姿勢に気をつけながら1日を過ごしてみてください。意外とおなかの筋肉を使っていませんか? 姿勢が悪いと、おなか周りの力をあまり使わないので、筋力が低下して脂肪がつきやすくなるといわれています。また、姿勢が悪いと骨盤が後傾しやすいため、同じ体重でも、姿勢がいい人と比べて下腹が突き出て太ったように見えてしまいます。

2.下腹に効く簡単エクササイズ

下腹の脂肪をなくすには腹筋運動が大切です。今回は座ったまま・立ったままできるエクササイズをご紹介します。

2-1.シーテッドニーレイズ

(1)イスに腰掛けて両ひざ同士をつける。
(2)ひざを曲げたまま脚を持ち上げる。
(3)足裏を床にギリギリつかないところまで下ろす。
(4)背中を背もたれにつけず、(2)(3)を繰り返す。

まずは10回を目標にして、余裕がある場合は回数を増やします。下腹の力が抜けないよう、常におなかに力を入れたまま行いましょう。

2-2.ニートゥーエルボー

(1)両足を肩幅に広げて立ち、両手は頭の後ろで組むか耳の横に添える。
(2)おなかに力を入れながら右ひざと対角線上の左ひじを寄せ合う。
(3)左右交互に10回ずつ繰り返す。

ひざをしっかり上にひき上げて、おなかには常に力を入れておきます。下腹や浮き輪のようについた贅肉を撃退するのにおすすめのトレーニングです。

3.下腹痩せには漢方薬も試してみて(情報提供:あんしん漢方)

下腹痩せには、エクササイズに加えて漢方薬の使用もおすすめです。漢方薬は、「脂肪太り」「水太り」「ストレス太り」などの症状に用いられています。からだの根本にアプローチするので、太りにくく、痩せやすい体質を目指せるのがメリットです。飲むだけなので忙しい毎日にも取り入れやすいのが嬉しいポイントですよね。

下腹痩せには、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

・代謝を上げて余分な脂肪の吸収を抑える
・代謝を上げて脂肪を燃焼しやすくする
・自律神経を整えてストレス過食を防ぐ

<下腹痩せにおすすめの漢方薬>

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
脂質代謝機能を改善し、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。おなかの脂肪が気になり、便通が悪い人におすすめです。(※2)

・大柴胡湯(だいさいことう)
からだの余分な熱を取り除き、肝の働きをよくして、脂質代謝を改善します。ストレスによる過食傾向で、便秘になりやすい人におすすめです。(※3)

最近はスマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような、オンライン個別相談サービスもあります。あんしん漢方はAI(人工知能)を活用し、漢方のプロが適した漢方を見極めて、自宅にお手頃価格で郵送してくれますよ。



●あんしん漢方

4.ぽっこりおなか解消でスッキリした体型に

下腹が出ていると、スタイルが悪く見えるだけでなく、冷えや便秘などの不調もひき起こす場合があります。簡単なエクササイズや漢方などの力を借りて、少しでもスッキリとした体型をキープしましょう。

参考サイト
(※1)健康長寿ネット「サルコペニアとは」公益財団法人長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/sarcopenia-about.html
(※2)くすりのしおり「ツムラ防風通聖散エキス顆粒(医療用)」くすりの適正使用協議会
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8883
(※3)くすりのしおり「ツムラ大柴胡湯エキス顆粒(医療用)」くすりの適正使用協議会
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=7877

[文:あんしん漢方]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

<この記事を書いた人>ヨガインストラクター・ライター 高橋かなこ

2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しいからだを作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

<漢方監修> 薬剤師 木村 英子

薬剤師/臨床検査技師/Vedic Healers Ayurveda basic course 修了。検疫所、病院にて公衆衛生・感染症現場を経験した後、インドでアーユルヴェーダに出会う。
現在はAIを活用し、お手頃価格で漢方を自宅に届けてくれるあんしん漢方にて活躍中。