2001年のワールドカップで台湾代表のエースとして活躍した張誌家(チャン・ズージャ)さん

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(台中中央社)西武で投手としてプレーした張誌家(チャン・ズージャ)さんが、1人暮らししていた中国で死去したことが分かった。43歳だった。張さんの母親が2日、中央社の取材に応じ明らかにした。

張さんの母親によると、1日に「中国で亡くなった」との連絡を受けたが、詳しい状況はまだ確認中だという。

張さんは1980年生まれ。2001年のワールドカップ(W杯)では、日本との3位決定戦で完封勝利を挙げるなど、台湾代表のエースとして活躍。西武(02〜06年)では通算26勝19敗1セーブをマークした。08年、台湾プロ野球のラニュー・ベアーズ(現楽天モンキーズ)に入団し先発の一角として期待されるも、09年に野球賭博・八百長問題に関与したとして解雇され、リーグからも無期限の出場停止処分を受けた。

(趙麗妍/編集:羅友辰)