井上尚弥前座の後輩有望株が必勝宣言 平岡アンディ「圧倒的に勝つ」武居由樹「殴って殴って倒す」
大橋ジムの平岡アンディ&武居由樹も計量クリア
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一戦が26日、東京・有明アリーナで行われる。25日は前日計量が神奈川・横浜市内のホテルで行われ、WBC&WBO王者・井上尚弥(大橋)が55.2キロ、対戦相手のWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)が55.0キロで一発パス。前座を務める井上の後輩ボクサーたちも計量をクリアし、先輩の大一番に弾みをつける戦いを誓った。
全7試合のうち第5試合の64.5キロ契約8回戦に登場する平岡アンディ(大橋)は64.4キロ、相手のセバスチャン・ディアス(メキシコ)は63.9キロでパスした。27歳の平岡はIBF世界スーパーライト級10位。2013年12月のプロデビューから22勝(17KO)で無敗をキープしてきた。
「コンディションは良いですよ。ここからが勝負だと思うので、しっかり休んで明日まで気を抜かずにコンディションをつくっていこうかなと思っています」と順調な様子。対面した相手の印象は「見たけど、自分のやってきたことをやるのが最優先。あまり印象は気にしてなかったです」と話すにとどめた。
デビューから10年。昨年12月に井上がバンタム級4団体統一を果たした際も前座で8回TKO勝ちを飾った。現在8戦連続でKO勝利中。「圧倒的に勝って、来年勝負できるように。ファンの皆さんにもそうやって見ていただけるように明日頑張ります」と勝利を誓った。
どんな試合を見せたい? 武居由樹が頼もしいコメント
第4試合の54.5キロ契約8回戦に登場する武居由樹(大橋)は54.5キロ、相手のマリオ・ディアス(メキシコ)は54.4キロでクリア。27歳の武居は元K-1王者。昨年8月の東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチで5回TKO勝ちし、プロボクシング転向5戦目で初のタイトル奪取した。現在は7勝(7KO)とKOを続けている。
「ここ最近で一番調子よく来られた。あとはゆっくり、しっかりリカバリーして、明日に備えようと思います。(相手と)向き合って、良い目をしているなという印象があった。このまま気を抜かずにやっていこうと」
メキシコ人ボクサーの印象については「あまりやったことがないのでわからない。独特なリズムだとは聞くので、それは気を付けようと思う」と警戒した。今年7月には54.0キロ契約8回戦で勝利。3戦連続で井上の前座に入った。どんな試合を見せたいかの問いに「殴って殴って倒す。それだけです」と頼もしいコメントを残した。
(THE ANSWER編集部)