2023年“副業ランキング” 「フリマアプリ・せどり・転売」「投資」を上回った1位は? 来年は「生成AI」がトレンド
セレスが運営するポイントサイト「モッピー」が、副業に関するアンケート調査を実施。その結果と、デジタルメディア「日経クロストレンド」などで連載を持つ「お得情報研究家」のハイジ博士の分析コメントを紹介しています。
調査は11月10〜20日にかけて、20〜60代の既婚者・単身者を対象にインターネットで行われ、530のサンプルをもとに作成しています。
「どんな方法でお金を稼いでいますか?」と聞いたところ、第3位は65票の「フリマアプリ・せどり・転売」でした。第2位は106票を集めた「投資(株式・FX・暗号資産・不動産など)」、第1位は201票を獲得した「ポイントサイト」でした。
「2024年はどんな副業に挑戦してみたい副業はなんですか?」という調査も実施。第3位は「データ入力」で81票、第2位は「投資(株式・FX・暗号資産・不動産など)」で111票、第1位は「ポイントサイト」で173票でした。
ハイジ博士は、2023年について「2022年に引き続き食品やサービスなどの値上げが相次ぎました」と振り返りつつ、「日頃の発信でも、節約や副収入情報の高い需要を感じます。副業の方法を聞いたアンケートで1位はポイントサイト、次いで投資でした。投資は2024年開始の新NISAの影響を受けて、ポイントサイトでも証券会社の口座開設案件が活発化しています。証券会社によって強みが異なるので、複数の証券会社を使い分けることも重要です」とコメントしています。
続けて、「口座開設後も、証券会社はテコ入れのためにポイ活要素を含むキャンペーンを時折実施します。ポイ活で浮いたお金を投資に回すルーティンが世の中に浸透しつつある」と話しながら、2024年の副業のトレンドについて「ChatGPTを始めとする生成AIを活用した副業がはやると予想します。アンケートでは割合の少ないライター、プログラミング、動画配信などスキルの習得が必要なジャンルも、生成AIの手助けにより参入ハードルが下がります。ジャンルに特化したプロンプト(AIへの指示)をマスターすれば飛躍的な副業収入の伸びが見込めるでしょう」と語っています。