20201116使用_056_ママ友_はなめがね.png_20201218使用

写真拡大

子どもが入るクラブや部活でも保護者同士の付き合いがあります。しかし途中から入ると、他の保護者との関係性に悩むこともあるようですね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。

『小学生の子どもが、新学期から野球部に入部しました。私は何をするかもわからないのに、他の保護者は自分のたちだけサッと動いて、何も言わずに何か始めてしまいます。他の人は自然に手伝ってという流れがとても苦手です。忙しいのはわかるけれど、少しでも指示を出してほしいです。ずっとなじめないんだろうなぁと思ってしまいます』


学年が始まるときから野球部に入っている子の保護者は、自分たちが何をするのかをわかっている様子。しかし投稿者さんのように途中から入るとまだ何もわからない状態で、戸惑うことが多いのも仕方ないことでしょう。しかも何も指示がないので、余計に困ってしまいますね。他のママたちも、このような辛い関係性を経験しているようですよ。

わざと教えないのでは?と思ってしまう

『意地悪だよね。PTAでもそうだった。何もわからないのに、なんでわからないの? みたいな態度だった』


『教えてあげたらよいじゃんと思う。初めてで緊張もあるし、遠慮もあるとわかるでしょと。だから意地悪だなと思う』


途中から入ってくる人は、最初は居場所がないものです。だからこそ、先に参加していて勝手がわかる人に教えてほしいと思うものですよね。見ればわかるでしょ? と突き放したような態度をとられると、仲間はずれにされているように感じてしまう場合も。こうした態度をみて、大人気ないと感じたり意地悪をされているように感じたママもいました。

相手も様子をうかがっているのでは?

『「教えてあげたらいい」と思うかもしれないけれど、聞かれてもいないのに教えたら「やらされた」と思う人もいるんじゃないかな』


『あれこれ言われるのが嫌な人もいるから、他の保護者も様子見をしているかもよ』


他の保護者は、指示をすべきかどうか悩んでいる可能性もあります。新しく入った投稿者さんの性格はわからないために、指示をすることで不快に思われたら……と考えているのかも。保護者同士でよい関係が作りたいと思うあまり、お互いに様子見をしていて平行線の状態なのかもしれません。

受け身の姿勢は単なる甘え!

『「初めてですよね?」「一緒にやりましょう」と相手が察してくれるのが当たり前だって思っているなら、考えが甘いわ。声をかけてくれる親切な人もいるかもしれないけれど、それに甘えるのはおかしい』


途中から部活に入ったならば、相手も気を遣ってくれるのではないか。そういう考え方もありますが、実際には話しかけてもらえることは多くないのかもしれません。今後もしかしたら話しかけてくれる保護者がいるかもしれませんが、それを待っているだけでは距離が縮まるのに時間もかかってしまうでしょう。相手の優しさに甘えるのではなく、自分から行動する必要がありそうです。

先輩ママさんに聞いて、できることから始めてみよう

『何も言わずにサッと動いている人たちも、最初からそうだったわけではなく、先に入っている保護者の動きを見たり聞いたりしたんじゃない? タイミングを見計らって聞いてみては?』


『保護者のリーダーみたいな係の人はいないのかな? うちの子がサッカーをしていたときは連絡係という名のリーダーがいて、その人が新しい人のお世話をしていたよ』


このまま他の保護者がしていることを見ているだけでは、時間がたてばたつほど保護者の輪に入りにくくなってしまうでしょう。早い段階で自分から話しかけて、他の保護者とコミュニケーションをとった方がよいのではないでしょうか。保護者の代表のような人がいるならば、その人に聞いて指示を仰ぐのもよいですよね。保護者の仕事を一緒にやり始めれば、距離も一気に縮まりそうです。新入りとして遠慮するのではなく、一緒に活動する仲間として行動していきましょう。

文・こもも 編集・kunel イラスト・はなめがね