単身赴任ラブサスペンス&パラサイト不倫…!土曜深夜の“ドロヤバ”恋愛2作にツッコミがとまらない

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“単身赴任ラブサスペンス”と、“パラサイト不倫”――。

10月よりスタートしたテレビ朝日の「オシドラサタデー」と「土曜ナイトドラマ」、よる11時台に連続して放送されているドラマ2作品の“ドロヤバ”ぶりが注目を集めている。

まず、10月14日よりスタートした“単身赴任ラブサスペンス”、重岡大毅主演のオシドラサタデー『単身花日』(毎週土曜よる11時〜11時30分)は、10日間で第1・2話総計の見逃し配信が200万回再生を突破(期間:10月15日〜10月24日 ビデオリサーチ算出)。

そして、10月21日よりスタートした“パラサイト不倫”ドラマ、日向坂46・齊藤京子主演の土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』(ぬかるみのしょくたく、毎週土曜よる11時30分〜深夜0時)。

こちらも、第1話本編動画を切り抜いた縦動画が公開2日目にTikTokで200万回再生超えを記録するなど話題沸騰だ。

両作品とも、放送中にはSNS上で視聴者からの“ツッコミ”の声がさく裂。今期最高の“実況ドラマ”として人気を集めている。

◆“単身赴任ラブサスペンス”『単身花日』

重岡大毅主演のオシドラサタデー『単身花日』。

本作の主人公・桜木舜(重岡)は、仕事でビッグプロジェクトを任され、妻子を東京に残して中学時代を過ごした鹿児島で単身赴任することになる。

そこで17年ぶりに再会したのが、初恋の相手である同級生・武田花(新木優子)。

花も既婚者だが、夫は一等航海士で1年の大半を海の上で過ごしているためほぼひとり暮らし状態。

そんな彼女の無邪気で、ときにミステリアスな言動に翻弄されるうち、舜は“愛する妻”ゆり子(高梨臨)と“初恋の人”花のあいだで激しく揺れ動くことになる。

さらに、そこに舜の中学時代のライバル・片山直哉(田中樹)も登場。

キザで派手な振る舞いがとにかく特徴的な片山だが、花とのあいだには何か大きな秘密があるようで…。大人になった現在も「オマエにだけは絶対負けない!」と舜に対して敵意をむき出しにしてくる。

青春と決別しきれていなかった30代男女4人の“止められない愛”が描かれていく単身赴任ラブサスペンス、『単身花日』。

10月21日には第2話が放送されたが、物語はまだ始まったばかり。今後ますます“危険度”が増していくだろう禁断の四角関係から目が離せない。

◆“パラサイト不倫”『泥濘の食卓』

続いて、10月21日よりスタートした、日向坂46・齊藤京子が初の単独主演に挑んでいる土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)』。

齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじきみあ)は、“毒親”に育てられたため自己肯定感が低く、自分には何の取り柄もないと思っており、せめて人には優しく、そして役に立ちたいと日々一生懸命働いているスーパーの店員。

彼女は、初めて自分のことを優しく肯定してくれたスーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠)に恋をする。

しかし、店長は妻子ある身で、これは禁断の恋…。一度は別れを告げられてしまうが、深愛の純粋すぎるがゆえにまっすぐな愛は度を越えていき、店長だけでなく、店長の息子や妻にまで近寄って徐々にこの家族へと“寄生”。やがて、泥濘へと引きずり込んでいく。

本作は、そんな“パラサイト不倫”を描く物語だ。

こちらも、物語はまだまだ序章。深愛が“純愛モンスター”へと変貌を遂げていく過程に、観る者も引きずり込まれてしまうこと必至だ。

◆初恋、ライバル、夫婦…『単身花日』それぞれの関係にも注目

何かが起こってしまいそうな危険な予感を常にはらみながらも、ときおりコミカルな展開や演出で楽しませる『単身花日』。

青春の香りをほんのり残す舜(重岡)と花(新木)の胸ときめく“ドキドキ”のやり取り、お互いを「花」「直ちゃん」と呼び合う花と直哉(田中)の一見さわやかだけどミステリアスな関係、そして、第2話の段階ではまだまだ“ラブラブ”さもあふれ出ている舜&ゆり子(高梨)の夫婦時間。

4人の関係性もそれぞれ見どころとなっている。

そんななか、10月28日(土)放送の第3話では、舜と直哉、中学時代からのライバル2人のあいだでバトルが発生。

喫茶店を舞台に、“チョコレートパフェ・バトル”とも言うべき緊張の時間が繰り広げられる。

さらに、食事会中に妻・ゆり子がいる横でテーブルの下で足に触れてくる(第2話)など、とまらぬ花の“魔性”性にますます翻弄されてしまう舜…。

第3話には新たな登場人物も現れ、四角関係が“五角関係”にも発展してしまいそうな予想外で波乱の展開が繰り広げられる。

◆『泥濘の食卓』齊藤京子による圧巻の演技

そして、10月28日(土)には第2話が放送される『泥濘の食卓』。

なにより注目したいのは、初の単独主演に挑んでいる齊藤京子の、主人公・捻木深愛が憑依したかのような圧巻の演技だ。

齊藤本人は放送開始前、深愛について「素直でまっすぐで本当にいい子」と話していたが、まさに優しくてピュアすぎるがゆえに恐ろしい“純愛モンスター”になってしまう深愛を、表情や声色、そして立ち姿そのもので見事に体現する齊藤からは目が離せない。

彼女の演技にSNS上は騒然…。「まっすぐすぎて怖い」といった声があふれている。

第2話では、そんな齊藤演じる深愛の“店長への愛”と“止まらぬ妄想”が激化。

現実がまったく見えなくなってきてしまい、暴走状態に突入してしまう。

さらに、第2話からは原菜乃華が演じる尾崎ちふゆも登場。

彼女は、深愛が愛する店長(吉沢)の息子・那須川ハルキ(櫻井海音)の幼馴染かつ同級生で、最初はどう見ても“優しくて素直な女の子”にしか思えないが…。

その実際の関係性に思わず戦慄が走る“ハルキ&ちふゆ”のパートにも注目だ。