『タモリステーション』全米総力取材!大谷翔平の進化、ルーツ、素顔…タモリも大興奮
本日10月27日(金)に放送される大型特番『タモリステーション』。
番組では、日本人初のアメリカ・メジャーリーグ(MLB)ホームラン王という偉業を成し遂げた大谷翔平を特集。
868本塁打の世界記録を誇る王貞治氏と侍ジャパン前監督・栗山英樹氏の豪華対談を交えながら怒涛の2023年を振り返るとともに、数々の証言から彼のルーツや素顔を徹底分析。2時間にわたり、大谷を多角的に深掘りしていく。
◆めったに聞けない対戦相手のコメントも
開幕戦の中継映像で「誰もやったことのないことを達成したい」と語っていた大谷。
その言葉どおり、今シーズンは44本塁打&2ケタ勝利と歴史的偉業を成し遂げたが、番組ではまず、彼が放った全ホームランを対戦相手のコメントとともに振り返っていく。
13号を打たれたL・ジオリト(ホワイトソックス)は、「とにかく彼は危険なバッターだ。少しでも失投したら打たれる」と大谷を恐れていることを告白。
ボール球をスタンドまで運ばれたWBCアメリカ代表の左腕、K・フリーランド(ロッキーズ)は、打たれた直後に肩をすくめるような仕草を見せていたが、「あのボールは当たってもゴロかファールになると思った。でもそのボールを打たれて不本意な結果になってしまった。もう感心するしかなかったよ、“それ、どうやって打ったの?”ってね!」と自虐的に回顧する。
このほか、右手一本で27号を打たれたT・トゥーサント(ホワイトソックス)や、飛距離150メートルというとんでもない一発を打たれたT・ヘンリー(ダイアモンドバックス)はどんな本音を明かすのか。
一方、自由自在に魔球“スイーパー”を操り、投手として10勝をあげた大谷に封じられたバッターたちにも取材。5月3日のカージナルス戦で3打席連続三振にやり込められたL・ヌートバー(カージナルス)は、「世界一のピッチャーだと見せつけられた」と脱帽のコメントを語る。
◆キーパーソン8人が証言!大谷のルーツ&素顔に迫る
また、大谷はなぜホームラン王になることができたのか、8人の証言からルーツと素顔に迫る企画も。
その8人とは――大谷が少年時代に所属していた水沢リトルリーグ現監督・佐々木一夫さん、北海道日ハムファイターズ元GM・山田正雄さん、日本ハム時代の先輩でWBCではチームメイトとして共に戦ったソフトバンクホークス・近藤健介、エンゼルス元監督のJ・マドン、大谷専門のニュース番組『週刊ショウヘイ・オオタニニュース』司会を務める“全米きっての大谷マニア”B・バーランダー、エンゼルスの新人Z・ネト、リリーフピッチャーのC・エステべス、同期入団の盟友D・フレッチャーら豪華な顔ぶれだ。
さらに、メジャーを代表する現役スラッガーたちは大谷をどう見ているのかも取材。
登場するのは、昨シーズン、ナ・リーグのホームラン王に輝いたK・シュワバーや、2019年、ナ・リーグホームラン王のP・アロンソ、昨シーズン、ア・リーグホームラン王のアーロン・ジャッジらメジャーのスーパースターたち。
ジャッジは、「大谷を見るのは楽しい。彼ほどの才能なら80本、100本は打てる」と絶賛。天才打者の名をほしいままにする彼らをもうならせる大谷の打撃とは?
そんな全米総力取材によるインタビューのほか、大谷が今シーズンから取り入れた新バットがスタジオに登場。
野球解説者で名球会の理事長でもある古田敦也氏、元メジャーリーガー・五十嵐亮太氏らが、バットから浮かび上がる大谷の進化を分析する。
◆「苦難を越えて歴史を変えてほしい!」タモリがエール
MCのタモリは、スタッフが総力取材したインタビュー映像を見て、「打たれた相手へのインタビューは面白かったね。彼らの本音なんて、なかなか聞けないものだから…。みんな、もはや自分のミスだとは思っていないんだね。誰もが“まさか、打たれたの?”ってキツネにつままれたような感覚になるんじゃないかな(笑)」と、大谷が対戦相手にもたらした衝撃を代弁。
気になる大谷の今後についても、「彼は昔から未来を見据えて行動しているんだよね。誰も経験したことがない境地に達している今ですら、自分が目指すところは“今ではない、もっと先にある”と考えているんでしょう。ケガを克服して次がどうなるのか、興味出てきましたよね。そこを乗り越えて、歴史を変えていく姿をまた見たいですね」と期待を語っていた。