『相棒22』宗教団体と公安をめぐる闇…ラスト15分、右京&薫がたどり着く衝撃の真実!
2000年のシリーズ誕生以来、濃密で骨太なミステリーの数々を世に送り出してきた『相棒』。
再会2年目を迎える“伝説のコンビ”杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)が新たな挑戦に乗り出す『season22』は、10月18日(水)にスタート。
そして本日10月25日(水)、第2話拡大スペシャルを放送。初回から続く“消えた婚約者”の真相が、ついに明らかになる。
◆社美彌子が銃撃される衝撃の展開!
初回拡大スペシャルでは、特命係の2人が薫の妻・美和子(鈴木砂羽)が料理教室で知り合った女性・上原阿佐子(栗山千明)に頼まれ、音信不通となった彼女の婚約者・牧村克実(市川知宏)の捜索をはじめるところから幕を開けた。
フリーの雑誌記者である牧村は「微笑みの楽園」という宗教団体を調べていたことが判明、特命係は阿佐子とともにこの団体への潜入捜査へ。
その頃、伊丹憲一(川原和久)たち捜査一課は、ある転落死の捜査に当たっていた。被害者は1年前に爆破事件を起こした宗教団体「微笑みの楽園」信者の兄と判明。
自家製爆弾の材料を隠し持っていたことも発覚し公安が捜査を引き取るも、彼らはあっさり事故死として処理してしまう。
公安には「微笑みの楽園」を追及できない何かがある――そうにらんだ内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)が独自の調査をはじめたところ、美彌子が信者に銃撃されるという事態が発生。
SNSでも「まさかの美彌子さんが…衝撃!」「ヒリヒリする展開!」などのコメントが相次ぎ、騒然となった。
◆消えた婚約者の正体は元公安!?
第2話拡大スペシャルでは、阿佐子が捜していた婚約者・牧村の正体が、鶴見征一(市川知宏)という公安部の捜査員であることが判明。
鶴見は3年前、自ら志願して「微笑みの楽園」に潜入するも、団体側に寝返り、懲戒免職となっていたことがわかる。
公安部長は保身のため、それを隠蔽していたのか? そして美彌子への銃撃は、公安部によるけん制なのか?
公安と「微笑みの楽園」をめぐる一連の出来事にただならぬ闇が関わっていると感じた右京と薫は、ひるむことなく捜査を続行。
やがて鶴見の驚くべき秘密にたどり着くことに。そして阿佐子にも命の危機が。
すべては、公安部の描いたシナリオなのか? ラスト15分、誰もが驚がくする衝撃の真実が明らかになる。
◆第3話に特命係“初代・第3の男”陣川公平登場!
そして、11月1日(水)放送の第3話には、ファン待望の“あの名物キャラ”が満を持して姿を現す。
前シーズン、右京と薫はヒロコママ(深沢敦)や元鑑識・米沢守(六角精児)と再会し、2代目相棒・神戸尊(及川光博)と対面。
今シーズンでは元サイバーセキュリティ対策本部・青木年男(浅利陽介)と出会うなど、伝説のコンビが復活して以降、シリーズを彩る名キャラクターが続々登場している。
そんななか、ファンが再会を心待ちにしていたのが、原田龍二演じる捜査二課刑事・陣川公平。
彼は『season3』第6話(2004年12月1日放送)で、誤認逮捕により特命係に左遷され、特命係に在籍した過去を持つ、いわば特命係“初代・第3の男”だ。
陣川の登場は『season20』第4話(2021年11月3日放送)以来、約2年ぶりだが、右京・薫コンビが復活してからは、もちろん初。
薫とは『season6』第2話(2007年10月31日)以来、実に16年ぶりの再会となる。
陣川は思い込みが激しく、惚れっぽいのが最大の特徴。
事件に関係する女性に思いを寄せては特命係を巻き込んで無実を証明しようとしてきたが、今回も女性がらみの事件なのか?
残念だけど憎めない男・陣川公平は今回、どんな騒動を巻き起こすのか――第3話にも注目だ。