ドラマSP『友情』豪華キャスト一挙解禁!佐久間由衣、坂東龍汰、賀来千香子、濱田岳らが出演
“ミスター・ラグビー”平尾誠二さんとノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授、2人の知られざる友情物語を描くドラマスペシャル『友情〜平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」〜』。
11月11日(土)に放送される同ドラマの豪華キャスト陣が一挙解禁。佐久間由衣、坂東龍汰、賀来千香子、濱田岳、そして倍賞美津子ら実力派俳優5人の出演が発表された。
平尾誠二(本木雅弘)と惠子(石田ゆり子)の長女・大塚早紀を演じるのは、数々の話題作で存在感を放ち続ける佐久間由衣。
父の病状を知った早紀は、大きなショックを受けながらも「パパの前で絶対に泣かないで」という母の言葉どおり、涙を堪えて明るく振る舞う。密かに涙を流すこともあるが、父の前ではいつも笑顔。献身的に闘病生活を支える早紀を佐久間が繊細に演じる。
長男・平尾昴大を演じるのは、新進気鋭の若手俳優・坂東龍汰。
アメリカ・ニューヨークに留学中の昴大は、病に倒れた父に会いたい一心で一時帰国する。現在は離れて暮らしている父と、一緒に過ごす時間をかみしめる昴大。そんな父と交わした言葉をしっかりと胸に刻んだ昴大は…。
そして、平尾の母・平尾信子役には倍賞美津子が決定。
容態が悪化し、意識朦朧とする平尾の病室に駆けつけた信子は、息子に力強く呼び掛ける。すると、平尾が意識を取り戻し、奇跡的な回復を見せはじめ…。倍賞が胸に迫る渾身の演技で圧倒する。
◆医師役には賀来千香子、濱田岳
平尾にがんを告知する甲南病院の佐川副院長を演じるのは賀来千香子。
惠子さんとはプライベートでも仲がよく、生前の平尾さんとも交流のあった賀来は無事に撮影を終え、「平尾さんやご家族をよく存じ上げているので、不思議な緊張感のある現場でした。こういう感覚は初めてなんですが、無事に撮影が終わって肩の荷が下ろせたような気持ちです」と安堵の表情を浮かべる。
「身近な人のお話なので、病気を告知するシーンは、テストのときからグッときてしまって…。作品においても大事なシーンだなと思いながら撮影に臨みました」と語った賀来が、こみ上げる思いを堪えて体現した佐川副院長。強靭な精神力で彼女の告知を受け入れた平尾とのシーンが胸に迫る。
そして、山中(滝藤賢一)の尽力で平尾が治験を受けることになる大阪府立成人病センターの井岡医師を演じるのは濱田岳。
自身もラグビー経験者の濱田は、撮影後に「この作品でラグビー界のスーパースター・平尾さんの人生に少しでも触れられたことは、すごく幸せな経験でした」としみじみ。
もうダメかもしれないという状況でも決して諦めない平尾に胸を打たれ、ともに病に立ち向かう井岡医師を並々ならぬ思いで演じた濱田渾身の芝居にも注目だ。