菅野美穂主演『ゆりあ先生の赤い糸』制作会見を開催!錚々たる実力派俳優10人が集結
第27回手塚治虫文化賞で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の『ゆりあ先生の赤い糸』(講談社)。
同作が菅野美穂主演で連続ドラマ化。10月19日(木)よりスタートする。
10月15日(日)、同ドラマの制作発表記者会見が行われた。
会見には、“現代の新しすぎる主婦ヒロイン・ゆりあ”を演じる座長・菅野美穂を筆頭に、鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子ら錚々たる『ゆりあ先生の赤い糸』ファミリーが出席。
都内スタジオに設営された“ゆりあの家のリビング”に集まり、波乱万丈すぎる劇中とは一転、和気あいあいとしたトークが繰り広げられた。
◆菅野、新ヒロイン像を演じながら「本当に見上げた女性」
本作の主人公・ゆりあは、夫の介護や愛人との同居を乗り越えてゆく現代の主婦ヒロイン。演じる菅野も連日、ゆりあからパワーをもらっているようだ。
会見でも、「私自身もどちらかと言うと女性らしさよりは、男っぽさでやっているところがあるなとは思うのですが、さすがに愛人の子どものお世話までは…(笑)。旦那さんのオムツも変え、愛人の子どものオムツまで変えるというのは、よっぽどの人だな、見上げた女性だなと思いながら演じています」と尊敬の念をにじませた。
また、作品タイトルにもある「赤い糸」にかけ、キャスト陣に“運命的な繋がりを感じた人”について質問。すると菅野からは、原作者・入江喜和氏の名前が飛び出す。
実は15年前、原作にも出てくるバレエダンサーのシルヴィ・ギエムの公演を、菅野も入江氏もそれぞれ見に行っていたそう。「15年経って、こんな形でご一緒させていただけるということに、運命を感じました」と瞳を輝かせた。
夫が意識不明の要介護状態になったのを機に、ゆりあの穏やかだった人生が急変し激動の波にのまれていく今作。そこでキャスト陣には、「突然、自分の人生がガラッと変わった事件や出来事」も明かしてもらうことに。
「旅とは自分にとってすごく必要なもの」という菅野の人生を変えたのは「インド旅行」。「頭をぱかっと開けられて、脳みそをグシャグシャグシャと素手で触られたような衝撃を受けた」という。インド適齢期は26歳とのことで、若手キャスト陣にも“激推し”していた。
さらに、三田の「孫を授かったこと」を筆頭に思わず笑顔になるような回答が多数占めるなか、鈴鹿は「昨年、人生初の心霊体験をした」と切り出し、「大人になってから心霊体験をするようになると一生続くらしくて、僕のこれからの人生、心霊体験ができる体として生きていくことになっています」と、まさかの人生第2章へ突入したことを発表。
そんななか、運命を感じた人も人生を変えたものも「子ども」と答えた田中が、「子どもたちを寝かしつけた後、唯一の楽しみが心霊系YouTube」と告白。個性あふれる回答が大渋滞し、会見は大いに盛り上がった。