掲載:THE FIRST TIMES

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■「アルバムのテーマが“破壊と創造”。『今までのReolをぶっ壊せるのは、Reolしかいないでしょう!』ということで選んだ、やらなそうだけどやってみたいサウンドテーマが“レゲエ”だった」(Reol)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed music』。9月はシンガーソングライターのReolが担当MCとして登場。9月24日放送では、10月18日にリリースする最新アルバム『BLACK BOX』より、「DDD」を紹介した。

「お聴きいただいているのは、Reolのニューアルバム『BLACK BOX』に収録される、リードトラック『DDD』といいます」と、Reolの曲紹介で始まったこの日。

「『DDD』って、どういう意味?って方も多いと思いますが。<Dara Dara Ding>って、ずっと言ってる場所が出てくるので。最初、その頭文字を並べた『DDD』って仮タイトルを置いてたんです。サビに<あっかんべぇ>って歌詞を書いたら、それがベロ出してる顔文字みたいに見えて、“D”という字面が見えてきて。『もう、これかな?』と思って、『DDD』というタイトルにしました」と、タイトル決定の経緯を話したReol。

歌詞については、「この曲に込めたメッセージは“マイペースにいこうよ”ってことですね」と話し、「周りを見て焦ったり、自分が転んでしまったり、休んでしまったりして。『もう、ダメだわ』と思う時って、きっとあると思うんです。そういう時も自分のさじ加減で、『別にいいんじゃね?』ってポジティブに思うことが出来るので。『ポジティブに転換してやっていきたいよね? マイペースにやってこうよ』って意味を込めました」と、この曲の歌詞で描きたかったことを詳しく説明。

また、「サビにいろんな事象に対しての<あっかんべぇ>ってワードを入れたんですが。世の中にベロ出して、自分の歩みに対してなんか言われても、「べぇ~」って気持ちで、乗りこなしていっちゃおうよ! という、ちょっとネガティブなんだけど前向きな曲になってます」と、<あっかんべぇ>のフレーズに込めた思いを語った。

「今回は“レゲエ”をベースに楽曲制作を進めていきました」と話し、「アルバムのテーマが“破壊と創造”。どちらかというと、ちょっと破壊よりだったので『今までのReolをぶっ壊せるのは、Reolしかいないでしょう!』ということで、私がやらなそうだけど、これも良くない? という再定義として、『これがやりたいかな?』と思ったサウンドテーマが、レゲエと合致しました」と、最新アルバムのテーマにも触れながら、制作秘話を語ったReol。

「つまずきそうになったりとか、誰かになにか言われてしょげちゃったりとか。そういうことを経験した人たちに聴いてもらって。『マイペースでいいじゃん、自分たちのペースでやってこうよ!』って言ってあげられる楽曲になってます」とレコメンドし、番組を締めくくった。

10月18日には、ニューアルバム『BLACK BOX』をリリース。11月からは全国ツアー『Reol Oneman Live 2023/24 “UNBOX” black/pure』もスタートするReol。詳細は公式サイトをチェックして欲しい。

『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。

『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。

『誰だってNeed music』概要
9月24日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。

Reol オフィシャルサイト
https://reol.jp/