三笘薫にもテイラー・スウィフトの影響が? 衝撃与えた今季初ゴール、「カオルは大ファン」の事実判明で5億人超えるファンが月間最優秀ゴール投票に動くか

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ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫の意外な事実が判明。大きな後押しを受けることになるかもしれない。

2022-23シーズン、ブライトンで初のプレーとなった三笘。イングランドで初めてプレーするシーズンだったが、初挑戦のプレミアリーグでは33試合7ゴール5アシストを記録。チームの攻撃を支え、6位フィニッシュに貢献した。

カタール・ワールドカップでは“三笘の1ミリ”とも言われたギリギリの折り返しが世界中で話題になると、その注目を提げたシーズン後半戦での躍動が一気に火をつけた。

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も称賛の言葉を送るなど、日本のみならず高く評価される三笘は、今シーズンのプレミアリーグでも1ゴール3アシストと開幕から輝き放っている。

その三笘が決めた今季初ゴールが大きな話題に。ウォルバーハンプトン戦で決めたゴールは、パスを受けた途端にドリブル開始。左サイドから中央に切れ込み、相手選手を振り切って、最後はボックス内で倒れ込みながら決め切った。

圧巻のソロゴールにはイングランド国内でも称賛の言葉が並び、早くもシーズン最高のゴールだという評価も出ている。

スーパーゴールを決め切った三笘だが、このゴールは8月の月間最優秀ゴールにノミネート。プレミアリーグのサイトで投票でき、ブライトンも三笘への投票を呼びかけた。

するとそのX(旧ツイッター)での投稿にとあるファンが返信。「管理人さん、カオルはテイラー・スウィフトをどう思っていますか?」と質問した。

ブライトンはこの質問に対し「カオルは彼女の作品の大ファンだ。情報を広めてほしい」と返信。三笘がテイラー・スウィフトのファンであることが判明した。

テイラー・スウィフトは、世界中にファンがいる女性シンガーソングライター。ビルボードで1位を獲得し、初の全米1位を獲得した『We Are Never Ever Getting Back Together』など、数多くの人気曲があり、音楽サービス『Spotify』で1日1億回以上再生され、チャートのトップを数カ月維持するなど多くの人気を誇っている。

ファンとクラブのやりとりは一見して意味不明な投稿にも思えるが、テイラー・スウィフトの影響力はサッカー界で今話題となっている。

イタリア『トゥットスポルト』が主催する若手に向けた賞である「ゴールデンボーイ賞」。21歳以下のヨーロッパのクラブでプレーする選手が対象となるが、ファン投票が行われている。

バルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデが首位を走っていたのだが、とある事件が。数時間でレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが数十万票を集め、圧倒的なトップに躍り出ていた。

その理由がテイラー・スウィフト。バルデは過去のインタビューで「テイラー・スウィフトは好きですか?」と問われると「いいや、彼女の音楽は好きじゃない」と答えていた。この発言が「スウィフティーズ(テイラー・スウィフトのファンの愛称)」に拾われると、推定5億1800万人も存在するといわれる「スウィフティーズ」が動き、ベリンガムの投票に動いたというわけだ。

このことを知ってなのか、ブライトンは三笘がテイラー・スウィフトのファンであることを広めてほしいと伝えており、大量の票が獲得できる可能性が。単純にゴールも素晴らしいものであり、他の候補より見応えもあるものだが、ベリンガムのような事態が起こるのか注目だ。