リバプールが獲得を狙うライアン・グラフェンベルフ【写真:Getty Images】

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バイエルンMFフラーフェンベルフに接触か

 イングランド1部リバプールは、今夏の移籍市場が締まる前に新たな中盤の獲得を目指している。

 候補に挙がるドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフは、リバプールを熱望していると現地メディアが伝えた。

 すでにリバプールは日本代表MF遠藤航をドイツ1部シュツットガルトから獲得。アンカーとしての役割を期待されているなか、英メディア「THE BOOT ROOM」は「遠藤航が加入したが、リバプールはそのポジションに少なくとももう1人選手を必要としている」と、新たな選手獲得の可能性を報じた。

 移籍市場に精通するジャーナリストのロマーノ氏によると、バイエルンの21歳MFフラーフェンベルフがクラブを去ることを望んでおり、リバプールとの交渉を開始したという。記事でも「バイエルンのMFは非常に才能のある選手だが、ドイツに移籍して以来、十分な出場機会を与えられていない」と、クラブ内での現状を伝えている。

 ロマーノ氏は「リバプールがバイエルンに電話した」と具体的な動きを明かし、「フラーフェンベルフは常に移籍を熱望していた。この可能性に彼は本当に惹かれている」と本人が移籍への強い意志を持っていると報じた。

 実現すれば中盤に厚みを加えるうえでこれとない補強となるが、遠藤の立ち位置にどのような影響を与えるのかも気になるところだ。(FOOTBALL ZONE編集部)