甲子園決勝進出!「仙台育英高校出身のサッカー選手」がこちら
21日に行われた甲子園の準決勝で神村学園に勝利し、決勝へと進出した仙台育英高校。
今回はその仙台育英高校に在学していたサッカー選手を特集しよう。
見田雅之
所属したクラブ:ガンバ大阪
仙台育英高校を経て大阪商業大学に進み、Jリーグが開幕した1992年にガンバ大阪へと加入した。そして1993年にデビューしたものの、1995年まであまり出場機会のないまま退団することになった。
現在はJFLを戦うソニー仙台FCの運営担当代理を務めている。
中島浩司
所属したクラブ:ベガルタ仙台、ジェフユナイテッド市原・千葉、サンフレッチェ広島
おそらく仙台育英高校出身で最も活躍したJリーガー。卒業後に新卒でJFLのブランメル仙台に加入してJ2加盟を経験するが、2002年に放出されてJリーグ合同トライアウトに臨んだ。
それを経て移籍したジェフ市原・千葉ではあのイヴィチャ・オシム監督の薫陶を受けて中盤とセンターバックをこなすユーティリティープレーヤーとして活躍した。さらに2009年にはサンフレッチェ広島へと移籍し、2013年に引退するまでJリーグ250試合に出場した。
芳賀博信
所属したクラブ:ジェフユナイテッド市原・千葉、コンサドーレ札幌
仙台育英高校を卒業後に仙台大学に進んだが、サッカー選手を目指して中退し、ジェフのアマチュアチームから這い上がってきたという苦労人。イヴィチャ・オシム監督の下でプロ契約を結び、2006年にコンサドーレ札幌へと移籍した。
札幌ではJ2でレギュラーを奪取し、長く主力の一人として活躍。2012年に現役引退してからもアドバイザリースタッフとしてクラブに残ったほか、北海道唯一となるブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」を設立し、その運営に当たっている。
瀬川誠
所属したクラブ:横浜フリューゲルス、ベガルタ仙台
ベガルタ仙台で長く指導者として活動している瀬川誠。仙台育英高校を卒業後に横浜フリューゲルスへと加入したものの、出場機会がないまま2年で退団。そして福島FCでJFLを戦った後、1998年にブランメル仙台へと移籍した。
それからベガルタ仙台と名前を変えてJリーグに参入する際の主力となり、2002年に現役引退した。その後ベガルタ仙台でスクールコーチやユースコーチ、さらに仙台大学への派遣コーチなど様々な形で指導を行っている。
千葉真也
所属したクラブ:アルビレックス新潟
仙台育英高校を卒業後、2002年にアルビレックス新潟へと加入したMF。Jリーグでは1試合のみの出場となったが、2003年からは九州リーグの沖縄かりゆしFCへと移籍してプレー。
2005年にはJFLの強豪として知られるソニー仙台FCに加入して主力となり、さらに東北リーグ1部のNECトーキンサッカー部でもプレーしている。
武藤真一
所属したクラブ:ジェフユナイテッド市原、大分トリニータ
仙台育英高校を卒業後、1992年にジェフユナイテッド市原へ加入した選手。1994年頃から出場機会を獲得し、2003年夏まで長くチームの主力選手として存在感を示した。
その後は大分トリニータを経て東北リーグ時代のグルージャ盛岡(現いわてグルージャ盛岡)に移籍して選手兼監督を務め、さらにその後FCガンジュ岩手にも所属している。その後は東京国際大学で監督やコーチを務める。
大久保将人
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— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) May 13, 2016
所属したクラブ:川崎フロンターレ
仙台育英高校を卒業後に川崎フロンターレへと加入したストライカー。「ロングスローのスペシャリスト」として非常に注目されたものの、Jリーグを戦った3シーズンでは1試合も出場機会を得られなかった。
その後は当時JFLのFC琉球へと期限付き移籍し、合同トライアウトへの参加などを経て現役を離れた。その後は東京都リーグのCERVEZA FC 東京にも所属していた。
千田海人
所属したクラブ:ブラウブリッツ秋田、東京ヴェルディ
今季東京ヴェルディに移籍した千田海人。仙台育英高校出身だがサッカーについてはベガルタ仙台のユースに所属しており、卒業後に神奈川大学を経てブラウブリッツ秋田でJリーガーになった。
J3では長く主力として活躍を見せ、2020年にはレギュラーとしてJ3優勝とJ2昇格に大きく貢献した。
熊谷駿
所属したクラブ:ヴァンフォーレ甲府
ベガルタ仙台のジュニアユースに所属した後に仙台育英高校へと進んだ経験を持っている選手。元々はディフェンダーであったものの、Jリーグではストライカーとして起用された時期もある二刀流プレーヤーであった。
2015年から2017年までJ1を戦ったヴァンフォーレ甲府でプレーし、その後合同トライアウトを経てアルビレックス新潟シンガポールへと移籍。さらにカンボジアでプレーした後で現役引退している。
佐藤幸大
所属したクラブ:グルージャ盛岡
東北リーグ1部のNECトーキンサッカー部で長く活躍したストライカー。地域リーグでは常に得点を量産した選手で、2012年に加入したグルージャ盛岡でチームのJ3参入や得点王獲得など実績を残した。
ただ2014年に初めて経験したJ3ではシーズン3ゴールと苦戦し、2015年に当時JFLのヴァンラーレ八戸へと移籍して現役を離れている。
志村滉
【宮城県ゆかりのJリーガーが誕生!】
福室SSS →ベガルタ仙台jr・jy → 仙台育英学園高校でプレーした富士大学DF志村滉選手の松本山雅FCへの加入が発表されました!
プロの舞台での活躍を期待しています! https://t.co/MCUjSuBHoL pic.twitter.com/24P7xza65n
— MIYAGI ONE DREAM / 宮城県のサッカー専門雑誌! (@yuki_CR) November 28, 2022
所属したクラブ:松本山雅FC
今年富士大学から松本山雅FCに加入することになったディフェンダー。ベガルタ仙台のジュニアとジュニアユースを経験した後に仙台育英高校へ進んだ経験を持っている。ルーキーイヤーはまだ出樹機会が与えられていない状況にある。
なお、大宮アルディージャに同姓同名のゴールキーパーの選手がいることでも知られる。
尾形貴弘
サッカー選手ではないが、サッカー芸人の一人として知られるパンサーの尾形貴弘。仙台育英高校で10番を背負ってプレーし、スポーツ推薦で中央大学へと進んだという経験があるという。高校では前述の中島浩司と同級生だったそう。
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芸人として様々なサッカー番組やイベントでも活躍中。