トヨタは2023年8月2日「ランドクルーザー70」の再販を発表しました。ネットでも好評のようですが現状、「国内販売はATのみ」というのが気になる人もいるようです。

「ディーゼルは車MT!」という声も強い

 トヨタは2023年8月2日、新型「ランドクルーザー250」の発表と共に「ランドクルーザー70」(ランクル70)の再販も発表しました。2014年に約1年間の限定で再販され話題となっていましたが、それから9年越しに日本で3度目の再販となります。


8月2日にトヨタが公開したランクル70(画像:トヨタ)。

同車両は、1984年に登場した70系と呼ばれるタイプで、世界的な人気を博し、2023年現在でもオーストラリアなど、一部地域で販売されています。

国内でもその質実剛健な風格から、ネットでも歓迎をする声が大きいですが、ただ一点、とある機能ことに反応するファンがいます。それは現状日本ではATの販売のみしかないことです。

 SNSでは「70再再販するのはすごく嬉しいけど、ATオンリーなの?? MTでオプションで前後デフロックとウインチ選べれば即買なのに」「ランクル250も70も、MT選べないのはなぁ やっぱMTが欲しいぜ、ああいうクルマは〜」「限定販売じゃないみたいだしMT車も待ってりゃでるかな?」といったコメントが見られました。

 ただ2022年8月、日本トレンドリサーチが行った「普通自動車運転免許の取得」に関する調査結果によると、30代以下の人の64.1%がAT限定の免許で取得しているという結果も出ています。

 そのためか、ランクルのような人気車種のSUVでもMTを出さないケースもあり、「なんでディーゼルなのにATなんだよ……って思ったけど、今はAT限定免許の人も増えてるからか」「前々から言われてたとはいえども 丸目かつATっていうことで前回の再販より売れそうな気が」と、むしろATになったことで、これまでランクル70より売れるのではという意見もありました。

 なお、ランクル70の販売時期は2023年秋頃を予定しています。