スカイネットアジア航空、懐かしい！

2路線目の定期便路線

　宮崎を拠点とする航空会社、ソラシドエアが2023年8月1日、熊本空港就航20周年を迎えました。それを記念し、熊本空港（阿蘇くまもと空港）では各種イベントが実施されています。


熊本空港で行われた「ソラシドエア熊本空港就航20周年イベント」の様子（2023年8月1日、乗りものニュース編集部撮影）。

　同社は、2003年8月1日、前身であるスカイネットアジア航空として羽田〜熊本線を開設。これは、同社にとって2路線目の定期便路線でした。現在羽田〜熊本線は、1日5往復しており、同県にまつわる特別ラッピング機も、これまで5機運航されていす。

　就航20周年記念日には熊本空港で、お昼に「20周年記念式典」、午後に「20周年感謝イベント」が開催されました。前者ではソラシドエアの郄橋宏輔社長、峯尾隆史副社長もかけつけ、次のように述べています。

「いち早く熊本に就航しましたが、実は運航初期は、飛行機が届かず欠航するなどのトラブルもありました。ただその後は安定したオペレーションをできるように努力し、現在は安心・安全な運航をお届けできています。ただ、熊本は試練もたくさんあり、豪雨や地震など災害に見舞われた20年だったと思います。そのようななかでソラシドエアも、少しでも復興のお役に立てればと、さまざまな取り組みをしてきました。『九州・沖縄の翼』として、地元にとってのフラッグキャリアになっていくべく、熊本に貢献できればと思っています」（郄橋宏輔社長）

　熊本13時05分発のソラシドエア16便では、高橋社長などによる出発時の見送りも実施。担当機は、機体後部に南阿蘇村の地産地消キャラクターである「かなばあちゃん」が描かれた特別塗装機「ただのいなかじゃーなかよ。南阿蘇GO」が用いられました。後半の「20周年感謝イベント」では、一般参加者にむけ、ソラシドエアのオリジナルグッズ販売や子どもむけの航空教室などが実施されています。