前走は4馬身差V コパノパサディナは昇級初戦も好勝負期待
土曜福島10Rの米沢特別(3歳上・2勝クラス・ダ1150m)はコパノパサディナ(牡3、栗東・村山明厩舎)で勝負する。
2勝クラスでは依然として3歳馬の攻勢が続いている。クラス再編成以降、先週までの2勝クラス全53鞍で3歳馬は[20-11-8-41]の勝率25%、複勝率49%。これだけの出走数がありながら回収率が単複共にプラスというのは驚異的といえる。
ここは3歳馬が2頭出走しているが、とりわけ狙いたいのはコパノパサディナだ。前走の1勝クラスは番手から後続を突き放して4馬身差の圧勝。勝ち時計の1分23秒9は同日の古馬オープン・天保山S(1着メイショウダジン)と同じだった。振り返れば3走前の青竜Sでもユティタムから0秒4差2着の実績あり。ここは2勝クラスへの昇級戦となるが、クラスの壁はないに等しい。
あえて課題を挙げれば初の1150mだが、1400mで楽に先行できていること、母系からスピードタイプが多く出ていることを踏まえれば、そう心配いらないだろう。好位から楽々と抜け出すシーンを期待したい。