昨年の愛知杯を制したルビーカサブランカ(ユーザー提供:Taikiさん)

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 ルビーカサブランカ(牝6、栗東・須貝尚介厩舎)が函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)で25年ぶりの牝馬Vを目指す。

 ルビーカサブランカは昨年の愛知杯の覇者。その後は9戦してチャレンジCの2着が最高だが、コンスタントに掲示板を賑わせている。前走の巴賞にしても、ベストではない1800m、しかも57kgを背負いながら、渋太く脚を使って0秒5差の5着。本番の今回に向けて、合格点の内容だったといえる。

 今年で59回目を迎える函館記念だが、牝馬が勝ったのは5回のみ。最後の勝利は98年のパルブライトで、99年以降は延べ20頭が出走しながら04年ファインモーションと07年ロフティーエイムの2着が最高着順となっている。ルビーカサブランカはジンクスを克服して四半世紀ぶりの牝馬Vとなるか、大いに注目したい。