昨年の函館記念で2着だったマイネルウィルトス(ユーザー提供:ななしさん)

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 近年の函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)ではロベルト系の活躍が目につく。出走頭数こそ少ないが、15年にハギノハイブリッド(10番人気、父タニノギムレット)が2着、17年にヤマカツライデン(7番人気、父シンボリクリスエス)が3着、18年にエアアンセム(5番人気、父シンボリクリスエス)が1着、そして昨年はマイネルウィルトス(1番人気、父スクリーンヒーロー)が2着。さすがはパワーに秀でたロベルト系というべき好成績を残している。

 今年はマイネルウィルトス(牡7、栗東・宮徹厩舎)、アルナシーム(牡4、栗東・橋口慎介厩舎)、ブローザホーン(牡4、美浦・中野栄治厩舎)の3頭がエントリーしている。エース格は昨年2着のマイネルウィルトス。1年ぶりの実戦となる点がカギだが、仕上がり次第では初タイトルに手が届いていい。残り2頭は前走で準オープン勝ち。アルナシームは初の2000m、逆にブローザホーンは5戦ぶりの2000mとなる点がどうかだが、ともに55kgの恵量だけにノーチャンスではない。単勝3点買い、あるいは3頭の馬連&ワイドボックスで勝負する手もありそうだ。