中京記念に出走予定のホウオウアマゾン(写真右、撮影:井内利彰)

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 阪急杯3着の後、オーストラリアのオールエイジドS(G1)に出走して7着だったホウオウアマゾン(栗東・矢作芳人厩舎)。次走は中京記念(7月23日・中京芝1600m)を予定しており、今朝12日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。

 CW、5時ちょっと前の開門から少し時間の経った頃に同じく中京記念に出走予定の僚馬ミッキーブリランテとの併せ馬。こちらには坂井瑠星騎手が跨り、さすが古馬といったキャンターで1コーナーから2コーナーを回っていき、向正面の6F標識で2馬身後ろという位置で追走した。

 遅すぎず速すぎず。道中はしっかりと脚のたまった感じで追走していき、最後の直線は楽な手応えで並びかけて、前に出るまでは少し時間を要したが、これは持続力が売りの本馬の特徴みたいなもの。ゴール前ではきっちり半馬身先着していた。

 時計は6F83.2~5F67.6~4F52.8~3F37.7~2F23.6~1F11.7秒。道中、少しちぐはぐになるラップはあったものの、最後の直線で11秒台かつ、ゴール前の方が速いラップ踏み。海外遠征から帰国初戦となるが、仕上がりに心配はなさそう。

(取材・文:井内利彰)