兵庫CSを圧勝したミトノオー(ユーザー提供:つぶ貝さん)

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 武豊騎手がミトノオー(牡3、美浦・牧光二厩舎)でジャパンダートダービー(3歳・Jpn1・ダ2000m)の2年連続5勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまでジャパンダートダービーに14回騎乗。02年にゴールドアリュールで初制覇を果たすと、03年のビッグウルフ、05年のカネヒキリと騎乗機会3連勝を達成した。その後は2着2回、3着3回と惜敗が続いたものの、昨年ノットゥルノで17年ぶりの4勝目を手にしている。

 今年はミトノオーで参戦する。ここまで5戦4勝。2戦目のオキザリス賞(ダ1400m)こそ11着に大敗したが、ダ1800m以上に限れば4戦4勝と負け知らず。武豊騎手は前走の兵庫CSで初めてコンビを組み、逃げて6馬身差の圧勝に導いている。ここ3戦は全て逃げ切りなので、同型のテーオーリカード、過去5戦全てで4角先頭のミックファイアとの兼ね合いがカギとなるが、そこは名手の手綱捌きに注目。自身が持つ最多勝記録を更新する5勝目を期待したい。