ジョイカネラの2023は1億5000万円で小笹芳央氏が落札(提供:日本競走馬協会)

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 11日、苫小牧・ノーザンホースパークで行われている日本最大のサラブレッド市場「セレクトセール2023」当歳馬セールにて、上場番号423番・ジョイカネラの2023(牡)が1億5000万円で落札。購買者である小笹芳央氏が日本競走馬協会のインタビューに応じた。

 同馬は父キズナ、母ジョイカネラ、母の父Fortifyという血統。。 

 母は芝とダートでG1を制覇し、19年亜最優秀3歳牝馬に輝いた。曾祖母Forty Miauも亜重賞馬で、同国で10勝を挙げている。なお同馬で当歳セッション30頭目の億超えホース誕生となった。

【小笹芳央氏のコメント】
「ありがとうございます。やっと落とせてホッとしています。例年以上に加熱していましたから、自分が狙っていた馬はほとんどアンダービッターでとれずに、段々追い詰められてきて、やっととれたという感じですね」

──セリ中の心境について
「これは絶対に取ろうと。いくらまでいくんだろうなと思いながら、もう引かなかったですね」

──本馬について
「ほとんど見てないです。顧問の方や獣医の方に見ていただいて、キズナらしさも出ているし、問題ないんじゃないかというところで。ちょっと高くなるかなという予想はあったんですけど、いい頃合いで取れてよかったなと思います」

──今年のセレクトセールについて
「コントレイルとかは初年度ですけど、すごく高騰してますし、あとキタサンブラック。この辺はもう尋常じゃないな、というくらいの値段。普通に2億、3億、5億といってますから、ちょっと驚いてます。買えてよかったです」

(コメント提供:日本競走馬協会)