フランクフルトを退団した鎌田は新天地がまだ決まっていない。 (C)Getty Images

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 フランクフルトを契約満了で退団した鎌田大地は、一時はミラン加入が濃厚視されていた。だが、ここにきてEU圏外選手枠の問題があり、契約から遠ざかっていると囁かれている。

 フリーで獲得できるため、欲しがるクラブが枚挙に暇がないだろう。実際、同じイタリアのローマなどが関心を示しているようだ。とはいえ、チャンピオンズリーグ出場を望んでいた選手が満足するかは分からない。

 そんななか、ドイツメディア『Sport1』が、「カマダは行き詰ってしまった」とし、鎌田がフランクフルトへ復帰する可能性を報じた。
 
 これを受けて、フランクフルトの専門サイトは『SGE4EVER』も、この一報を伝えた。この記事のコメント欄に寄せられたフランクフルトサポーターの反応は様々だ。

「かなりすごいと思う!!」
「新たな背番号を付けて...ダイチが帰って来る!」
「カマダへの扉は当分閉ざされたままであるはずだ。非常に憤慨している」
「正直に言うと、帰ってきてほしくない。彼はずっと退団したかったのだから、別の場所で幸せになれるはずだ」
「彼は契約延長の申し出を断った。だが、物事がうまくいっていないことに彼が気づき、間違いを認めたとしても構わないと思う。それは人間的なものであり、誰にでも起こり得ることだ」
「彼が戻ってくることが良いのか悪いのか判断するのは難しい。彼は通常の調子では素晴らしい選手でチームを助けるだろうが、我々は彼の将来にとって十分ではなかったので、契約延長を断った。もし彼がまたここで契約したら、我々にとっては後味が悪いものになる!」

 復帰の可能性は高くないだろうが、仮に実現すれば、賛否両論が巻き起こるのは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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