Google(グーグル)の次期スマートフォン「Pixel 8」シリーズへの搭載が期待されている、次期プロセッサ「Tensor G3(仮称)」。その刷新内容の予測が海外にて報じられています。

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GoogleのTensorシリーズは同社が独自開発したプロセッサで、2021年に初代モデルの「Tensor」が「Pixel 6」シリーズにてデビュー。2022年にリリースされた「Pixel 7」シリーズや、2023年に発売された「Pixel 7a」には「Tensor G2」が搭載されています。

 

Android Authorityでエディターを務めるWojciechowska氏によれば、Tensor G3ではGPUコアの構成が変更され、従来の「2+2+4」というレイアウトから、「1+4+4」というレイアウトに。このうち最も高性能なコアは、3.0GHzで駆動される「Cortex-X3」で、4基の「Cortex-A715」と4基の「Cortex-A510」が組み合わされます。

 

GPUには「Mali-G715」を採用し、レイトレーシングのサポートを追加。これにより性能の向上だけでなく、電力効率の向上も期待できます。さらに、より高速かつ効率的な「UFS 4.0」ストレージもサポートされます。また、動画の処理速度も大幅に向上するようです。また、セキュリティも高まると指摘されています。

 

なお、Tensor G3はSamsung(サムスン)の4nmプロセスで製造されるようです。Pixelシリーズの、さらなるアップグレードに期待したいものです。

 

Source: Kamila Wojciechowska / Twitter via 9to5Google