サウサンプトン戦で圧巻のアシストをマークした三笘。(C)Getty Images

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 三笘薫のアシストが、昨シーズンにプレーしたベルギーでも話題となっているようだ。

 三笘が所属するブライトンは5月21日のプレミアリーグ第37節で、サウサンプトンとホームで対戦。3−1で危なげなく勝利を飾った。

 主戦場の左サイドで先発した日本代表MFが魅せたのが、1点をリードして迎えた40分のプレーだ。右サイドで敵のベルギー代表MFロメオ・ラビアを吹っ飛ばして、そのままドリブルで持ち込み、ピンポイントのアウトサイドパス。エバン・ファーガソンが決めた2点目をお膳立てしてみせた。

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 昨シーズンに、ブライトンからのレンタルでベルギーのユニオン・サン=ジロワーズでプレーした三笘を称えたのが、同国のメディア『Nieuwsblad』だ。「純粋なサッカーの楽しみ。元ユニオンのミトマは、一瞬自分自身をケビン・デ・ブライネだとイメージし、美しいアシストを披露した」と評し、こう激賞している。

「日本人はアイルランド人のチームメイトのためにアウトサイドで素晴らしいアシストをした。ケビン・デ・ブライネも羨むであろう元ウユニオン選手からのパスだ」

 同じくベルギーの『VOETBALKRANT』もベルギー代表のスターを引き合いに出し、「ミトマはゴール前でボールをアウトサイドキックで見事に弾き出した。この種のクロスがトレードマークであるケビン・デ・ブライネですら羨むようなボールだ。驚愕のアシスト」と激賞している。

 昨シーズンに、昇格組ながらレギュラーシーズン1位(最終順位は2位)と快進撃を続けたユニオンSGで鮮烈なインパクトを与えた日本代表アタッカーが、再びベルギーで衝撃を与えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部