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(台北中央社)中央気象局によれば、梅雨をもたらす南西の季節風が5月下旬から6月初めにかけて徐々に北上する見込み。ただ、まとまった雨が降る時期はまだ観察が必要だという。

台湾では5〜6月を梅雨のシーズンと定義しており、西部では平年、5月中旬ごろから雨量が急激に増え、6月上旬ごろにピークを迎える。

同局によると、今年は南西の季節風がすでに南シナ海に到達しており、梅雨を引き起こす大気循環はすでに構築されているとみられる。同局は2016年の状況と類似していることに言及。当時は6月中旬になってから台湾全土で本格的に雨が降り始めたと紹介した。

直近では18日に前線が接近し、大気の状態が不安定になる見通しで、西部では所により一時雨や雷雨となる。この前線の影響は20日まで続くと予想されている。

(張雄風/編集:楊千慧)