5日の米株式市場では、NYダウが前日比546.64ドル高の3万3674.38ドルと5日ぶりに反発した。
 
 米地銀株に買い戻しが流入したほか、4日に発表した決算内容が評価されアップル<AAPL>が上昇したことが好感された。米4月雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、失業率は低下するなど、堅調な雇用が示され景気減速懸念が後退したことも買い要因となった。JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>といった大手銀行株に加え、パックウェスト・バンコープ<PACW>やコメリカ<CMA>、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション<WAL>など地銀株が上昇した。テスラ<TSLA>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>が高く、ショッピファイ<SHOP>やバークシャーハサウェイB<BRK.B>が値を上げた。半面、メタ・プラットフォームズ<META>やインテル<INTC>が安く、ブッキングHD<BKNG>が軟調。イーライ・リリー<LLY>やアクセンチュアA<CAN>が値を下げた。

 ナスダック総合株価指数は、269.015ポイント高の1万2235.413と5日ぶりに反発した。

出所:MINKABU PRESS