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 ヘルタ・ベルリンではパル・ダルダイ監督の復帰が間近にまで迫っている。キッカーが得た情報によれば既にクラブ首脳陣では、サンドロ・シュヴァルツ監督の後任としてハンガリー人指揮官とシーズンいっぱいまで共に仕事をすることで基本合意に達しているようだ。

 遂に今週末にはブンデスリーガ最下位にまで転落してしまった土曜日に、クラブ首脳陣は昨夏より招聘したシュヴァルツ監督との話し合いを行っており、その後に同監督不在の中で話し合いが継続され、そして監督更迭という結論へと至った模様。このままシュヴァルツ監督はクラブを後にし、ダルダイ監督にブンデスリーガ残留という大きな使命が託されることになる。

 ヘルタ・ベルリンにてクラブ出場最多出場試合数も誇るレジェンドは、2015年2月から2019年夏、そして2021年1月から2021年11月までの2度にわたって、ヘルタ・ベルリンのトップチームで指揮をとった経験をもち、2021年11月の退任はむしろ当時のフレディ・ボビッチ競技部門取締役の不和が理由とされ、そのボビッチ氏が解任となった今冬にもクラブ首脳陣ではすでにダルダイ監督の復帰を模索していたと言われているところ。

 そしてキッカーが得た情報によれば土曜夕方にクラブ首脳陣よりダルダイ監督に連絡が入り、そこで同氏は今シーズンいっぱいまで現在最下位にあえぐヘルタ・ベルリンを窮地から救うべく指揮をとることになった模様。アシスタントにはアドミール・ハムザギッチ氏が再び脇を固め、ダルダイ監督と同じハンガリー出身のトマシュ・ボドグ氏はシュヴァルツ監督のコーチ陣から引き続きダルダイ監督のコーチ陣へと加わる見込み。

 あと数時間もすればこのこごにゴーサインが出される見通しとなっており、新たな投資家となった777パートナーズからはすでにゴーサインが出されているともいわれている。