ママに朗報!ギャン泣き赤ちゃんが「抱っこ歩き5分」でピタリ!“寝かしつけの裏ワザ”試してみた♪

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子育て中のママに朗報です。ギャン泣きの赤ちゃんをピタリ!と泣き止ませ、そのまま眠りに誘う寝かしつけの裏ワザが発明されたんです。ちゃんと科学的に立証された方法なんですよ。筆者も実際試してみたところ…本当にギャン泣きが止まって、スーッと眠りについてくれました!スゴい、スゴいよ~この裏ワザ!頭を抱えているママさん、ぜひ一度お試しください!

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ギャン泣き赤ちゃんを泣き止ませるには「抱っこ歩き5分」がカギだった!


画像出典:photoAC

昨年9月、驚きのニュースを目にしました。それは、理化学研究所・国際研究チームの実験によって、激しく泣いている赤ちゃんは抱っこして5分間歩くと泣き止み、寝つきやすくなることが発見されたというニュース。さらに、抱っこ歩きで眠った赤ちゃんをベッドに移すと眠りから覚めてしまう、いわゆる「背中スイッチ」現象の発見も。これを防ぐには、赤ちゃんが寝た後も、抱っこを8分ほど続けるとよいことがわかったのだとか。

実験は、日本とイタリアの生後7か月以下の赤ちゃん21人と母親などを対象に日中に実施されたもの。4種類の動作を30秒ずつ行い、赤ちゃんを泣きやませる効果の違いを調べたということです。その結果、「抱っこして歩く」は最も効果が高く、抱っこしながら5分間歩くと全ての赤ちゃんが泣き止み、約半分が寝たといいます。ちなみに他3種類の動作のうち、「ベビーカーに乗せて前後に動かす」はやや効果が低かったそう。さらに、「抱っこして座る」や「ベッドに置く」に至っては、効果がまったく見られなかったとか。確かに自分の育児を振り返ってみると…。座ったまま抱っこしても、特に泣き止んだりすることはなかったな~と思い出しました。

抱っこ歩きをするときに気をつけること


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抱っこ歩きのコツとしてはまず、抱っこするときは赤ちゃんの首をしっかり支えること。そして体をぴったりつけて、つまずく物のない、平らな場所で行いましょう。

歩く速さは通常通りで、母親でなくても父親が実施しても同様の効果が見られるといいます。ただし立ち止まると目覚めやすいため、廊下などを往復するよりもテーブルの周りなどをぐるぐる回るような歩き方がいいそうです。また、逆に10分くらい抱っこ歩きをしても泣きやまないときは、発熱や中耳炎などの可能性もあるため、様子を確認する必要があるんですって。かなり細かなところまで解明されているのが驚きです。

実はわたし自身、抱っこ歩きが有効なんじゃないかということ、眠った後も少し抱っこし続けると「背中スイッチ」が発動されにくいことは、子育てを通してなんとなく感じていたんです。なので、「やっぱりね!」と心の中で思いました。

実際に抱っこ歩きの効果を確かめてみた!

わが家にも生後2か月の赤ちゃんがいるので、試してみました。まずは、赤ちゃんの首を支えるようにしてしっかりと横抱きに。



抱っこするまではかなり激しく泣いていましたが、抱っこすると少しだけ泣きのトーンが落ち着きます。

しかし抱っこしただけでは、まだ激しく泣くので、リビングをぐるぐると歩き回ってみます。


立ち止まらないように一定の速度で歩いている様子

すると、2~3分経ったところで完全に泣き止みました。さらに少し経つと目を閉じていきました。

でも眠りが浅いので、この段階でベッドに置くと目がパチッと開いてリセットされてしまいます。そこで、抱っこ歩きを8分ほど続けてみました。

8分以上経ったかな~というところで、ベッドにおろすと…。
深い眠りについたようで、そのまま寝てくれました。

「背中スイッチ」現象、回避です!



合計で約15分は抱っこし続けないといけないので、なかなかの体力を使います。けれど、途中で諦めてしまうとまたリセットされて一からやり直しになってしまうので、根気強く抱っこする必要がありそうです。深夜だと、より大変かもしれません。でも、"科学的な実験で実証されているんだから、15分抱っこすればきっと寝てくれるはず"と思って臨めば、頑張れそうですよね!

今回の泣き止ませ実験の結果は、もちろん全ての赤ちゃんに当てはまるものではないと思います。ですが、泣き止ませに悩んでいるなら一度は試してみる価値があると思います。「抱っこ歩き5分」をぜひお試しください。