NTTドコモ、5G対応スタンダードスマホ「AQUOS sense7 SH-53C」にAndroid 13へのOSアップデートを含むソフトウェア更新を提供開始
docomoスマホ「AQUOS sense7 SH-53C」がAndroid 13に! |
NTTドコモは22日、昨年11月に発売した「2022-2023冬春モデル」のうちの5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense7 SH-53C」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2023年3月22日(水)に提供開始したとお知らせしています。
更新後のビルド番号は「02.00.03」で、Androidセキュリティーパッチレベルは「2023年1月」となるとのこと。主な更新内容は以下の通りですが、シャープの公式Webサイト『Android 13対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.13) - よくあるご質問』も合わせてご参照ください。
<主なアップデート内容>
○Android 13に対応
詳細は下記ページをご確認ください。
https://www.docomo.ne.jp/support/android_os_update/android_13.html
○Android 13以外の機能向上や操作性改善
詳細は下記ページをご確認ください。
https://xperia.sony.jp/product/update/android13/
○改善される事象
・より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2023年1月になります。)
※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。
AQUOS sense7 SH-53Cはシャープが展開する「AQUOS」ブランドにおけるスタンダード向け「AQUOS sense」シリーズの2022年モデル「AQUOS sense7」のNTTドコモ版で、これまでのAQUOS senseシリーズと同じく必要十分な性能や機能を備えつつ、新たに「次のどまんなか」を開発すべくスマホで最も使われてる機能であるカメラが強化されたほか、デザインも刷新されてよりシックで高級感のある見た目に仕上がっています。
まずカメラは「みんなが楽しめる」をテーマに開発され、背面に搭載したリアカメラのメインカメラには前機種「AQUOS sense6」と比べて66%も大型化した1/1.55型の大型センサーを採用してより明るくノイズの少ないクリアな撮影が可能となったほか、ハイエンド機種「AQUOS R7」と同じ高性能画質エンジン「ProPix4」を搭載したことでノイズを抑えながらもディテールを残してハイクオリティーに仕上げられるようになっており、人物撮影では肌や目、鼻などに最適な画像処理を行い、被写体本来の美しさを表現可能となっています。
<フロントカメラ>
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.0、焦点距離26)
<リアカメラ>
・約5030万画素CMOS/超広角レンズ(F1.9、焦点距離23mm)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.4、焦点距離15mm)
※焦点距離は35mm換算
また全画素がPDAF(像面位相差オートフォーカス)に対応しているので前機種のAQUOS sense6と比べて2倍と飛躍的に高速になり、より高精度なオートフォーカスを実現し、フレームの被写体を即座にキャッチして正確にピント合わせをすることによって一瞬の表現も逃さず撮影できます。一方、フロントカメラも従来通りに顔認証に対応していますが、AQUOS sense7シリーズでは新たにAQUOSスマホでは初めてマスク対応顔認証に対応しました。さらに指紋認証は本体右側面に電源キーとは別に側面指紋センサーを搭載しています。
外観はこれまでのAQUOS senseシリーズと同様にアルミユニボディーは継承しつつ、デザインがリニューアルされており、特に背面はリアカメラが左右の中央にある「センターカメラレイアウト」となりました。またAQUOS sense7では流行りの側面がフラットとなっており、ここ最近のAQUOSスマホで採用していた中央が凹んだ側面フレームは廃止されました。サイズは約152×70×8.0mm(突起部除く)、質量は約158g、本体色はNTTドコモではライトカッパー、ブルー、ブラックに加えてドコモオンラインショップ限定のラベンダーが販売されています。
ディスプレイは上部中央にU字型ノッチ(切り欠き)が配置されたアスペクト比9:20の約6.1インチFHD+(1080×2432ドット)有機EL「IGZO OLED」を搭載。引き続いてAQUOS senseシリーズの特徴でもある防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に加え、耐衝撃(落下)などの米軍調達基準「MIL-STD-810G」に準拠した16項目の耐性能を有し、アルコール除菌シートによる拭き取りにも対応しているため、常に清潔に保つことができて安心して使えます。
主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」や6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、4570mAhバッテリー、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS)、FMラジオ(ワイドFM・ハイブリッドラジオ対応)ハイレゾ音源(ワイヤレス対応)、緊急速報メールなど。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
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5G NR: n3, n28, n41, n77, n78(3.4-3.5GHz, 3.5GHz, 3.7GHz), n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 17, 18, 19, 21, 38, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 12をプリインストールしていましたが、今回、新たに最新のAndroid 13が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を押して「システムアップデート」から画面の指示に従って操作して実施します。詳細は『「AQUOS sense7 SH-53C」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:227KB)』をご確認ください。ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」から。更新に際しての注意事項は以下の通り。
・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アクセスポイント(APN)をdocomoに設定し、docomoをモバイルデータ通信の優先設定にした場合、本アップデートにおいて通信料金は発生しません。
・国外でアップデートを行う場合は、Wi-Fi接続が必要です。
・ソフトウェアが改造されているときはアップデートができません。
・アップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・アップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、アップデート以外の目的には利用いたしません。
・アップデートには再起動が伴い、その間は電話の発着信を含めすべて機能をご利用いただけません。
・アップデートを行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・PINコードが設定されているときは、書換え処理後の再起動の途中で、PINコードを入力する画面が表示され、PINコードを入力する必要があります。
・アップデートに失敗し、画面が動かなくなったり、再起動を繰り返すなどで、ホーム画面まで起動できない場合は、以前のソフトウェアに戻すことで、本端末を復旧できる場合があります。
《復旧操作手順》
(1【電源キー】+【音量UPキー】を8秒程度押す
(2)バイブレータの動作開始後もそのまま押し続け、バイブレータ動作終了後すぐに電源キーから指を離す(電源が切れます)
(3)【音量UPキー】+【音量DOWNキー】+【電源キー】を同時に長押し(この後バイブレータが2回動作します)
(4)2回目のバイブレータが動作(長押しから約5秒後)したら、バイブレータ動作中にキーから指を離す
※以前のソフトウェアで本端末が起動し、ホーム画面が表示されます。
※上記の操作を行っても復旧できない場合は、ご相談ください。お問い合わせ先については、ドコモのホームページ掲載の取扱説明書(PDFファイル)をご覧ください。
・アップデートは、本端末に保存されたデータを残したまま行うことができますが、お客さまの端末の状態(故障・破損・水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っていただくことをおすすめします。各アプリの持つデータについて、バックアップ可能な範囲はアプリにより異なります。各アプリでのバックアップ方法は、各アプリの提供元にご確認ください。
・以下の場合はアップデートができません。事象を解消後に再度お試しください。
・日付・時刻を正しく設定していないとき
・必要な電池残量がないとき
・内部ストレージに必要な空き容量がないとき
・国際ローミング中
・アップデート中は電源を切ったりしないでください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
※Android 12向けのアプリケーションはAndroid 13では正常に動作しない場合があります。
※Android 13に非対応のアプリによって端末の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
※各アプリケーションのAndroid 13対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
記事執筆:memn0ck
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