サケが住むことのできる江の川を取り戻そうとNPO法人が稚魚の放流に取り組んでいます。

「サケよ早く帰ってこーい」

放流されたのは去年11月に孵化した体長5~6cmのシロザケの稚魚です。

三次市三若町では川西小学校の児童24人がバケツに入った約2千匹を江の川支流の美波羅川に放し、4年から6年後の再会を楽しみにしていました。

江の川での放流は今年で29回目を迎え、去年は11匹のサケの遡上が確認されたということです。

児童「小さいから優しく放流しようとおもった」「いっぱい戻ってほしい」

主催者のNPO法人江の川鮭の会では、今年は江の川の本流と支流5カ所で4万7千匹の稚魚を放流することにしています。