内田篤人、「“日本だけにしかない”監督の役割」を明かす。海外との『大きな違い』を説明
『DAZN』で毎週木曜日に更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回はMCの内田篤人がJリーグクラブのキャンプを訪れているため、一人ですべての進行を行う回となった。
そして、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズのVTRが流れた後、ケヴィン・マスカット監督と岩政大樹監督の違いについての話に。
マスカット監督は練習をあまり担当せず、一方の岩政監督は戦術などすべてを見ているという違いについて聞かれると…。
内田篤人
「これ、岩政さんとも話をしたんですよ。
イングランドって『マネージャー』がいるじゃないですか。例えばアレックス・ファーガソンとか。
クラブ全体を見て、トップチームを見て、育成を見るのがマネージャー。その下にヘッドコーチとか、コーチとかがいる。
ファーガソンは全部を見る。横浜F・マリノスでいえばマスカット監督。
その下のヘッドコーチとかが練習を全部見る。技術的なこととか、戦術的なこととか。
ユルゲン・クロップとか、練習はほとんど見ないんだって。見るんだけど、やるのは若いコーチにやらせている。自分は全部を見なきゃいけないから。
そこは日本は独特というか、日本だけだね、監督が全部やるのは。クラブのことも見て、戦術的なことも見てというのはね。
海外では監督は指示しない。全部コーチがやってきてた。そこらへんの違いはあるかもしれないですね」
自分の経験でも、海外ではマネージャー的な監督ばかりであったと語る内田篤人。日本はかなり指導体制が独特であるという。