【大根の裏ワザ】史上最も甘みが強～い「映えるふろふき大根」の作り方！え、皮をぶ厚く剥く⁉試してみた
【大根のトリセツ】大根の皮は加熱すると超絶甘いウマい♡「皮のフリット」作ってみた！【食べるSDGs】
大根は2つの野菜で出来ていた？
大根を2つに分けるとしたら、どこで分けますか？
スーパーでは大根の上側と下側の2つに分けて売られていたりしますよね。
上側と下側の2つに分ける、が答えなのでは？
実は「上・下」ではなく「断面」で分けるんです…ってトリセツショーでは言ってました。
皮から3～5mmくらいのところに「筋」があります。その「筋」を取るように大根をぶ厚く剥くと、内側と外側に分けられます。その内側と外側の２つの味が全く異なるため、番組では「2つの野菜で出来ていた」という表現をしていたのですね。
では大根をぶ厚く剥いて2つに分けてみます。
「筋」のところ、皮から5mmくらいのところで剥いてみます。
出来ました。
もし、大根を一周させるこの剥き方が難しい場合は縦に切ってもいいそうです。
下の画像のようなこんな感じで。この方が簡単です。
筋を取った大根は果物のように甘い、と話していましたよ。実際はどうでしょうか？
生のまま食べてみます。
まずは、内側の大根から。
うわぁ、本当だ！甘い。果物みたい、梨に近い感じです。
では皮の方は？
うぉ～、辛い、辛い。全然違う。番組で「2つの野菜で出来ていた」という説明、納得です。
この内側の甘い方の大根を使って「ふろふき大根」を作っていきます。
生で食べても甘いので、おいしく出来ると期待出来ます♪
ぶ厚く剥いた皮は捨てずに料理することもできます。
生で食べると辛味が強いですが、100℃以上の加熱で辛み成分が弱まりますので、揚げ物や炒め物などに使ってみてください。
「レンジで簡単！ふろふき大根」の材料と作り方
【材料】（2人分）
大根…2個（4cmの輪切り）
卵…2個
生ロースハム（スライス）…小1パック
塩…少々
オリーブオイル…少々
（ソース）
マヨネーズ…大さじ2
牛乳…大さじ1と1/2
塩…少々
【作り方】
1. 大根の皮を筋ごとぶ厚く剥き、外側と内側に分けます。内側の方をラップで包みます。
2. 耐熱皿に1をのせ、電子レンジ（600W）で6分加熱します。加熱後あら熱を取ります。
3. 半熟卵を作ります。卵は沸騰したお湯に入れて中火で6分加熱します。その後水をつけて冷まし、殻を剥きます。
4. ボウルにソースの材料を混ぜます。ボウルにマヨネーズと塩を入れた後、混ぜながら牛乳を少しずつ入れるとダマにならず、滑らかなソースが出来ます。
5. 2の大根に塩とオリーブオイルをかけ、生ハムと半熟卵をのせ、ソースをかけて完成です。
とってもおしゃれに出来ました。ふろふき大根なのにフランス料理のようです。
では切ってみます。
う～ん、おいしいそう♡
ではいただいきます。
おいしい～～～♡♡♡
大根がとても甘いです。そして柔らかいです。電子レンジで加熱したとは思えないほど！
大根が甘くて、生ハムの塩味とよく合います。卵黄のまろやかさとマヨネーズのソースが一体化し、深い味わいのソースになっています。
もう一品、卵の代わりにチーズを使ってみることに！
手順5でレンチンした大根に塩とオリーブオイルをかけたあと、とけるスライスチーズ（1枚）をかぶせます。電子レンジ（600W）で30秒加熱し、生ハムとソースをかけて出来上がりです。
こちらも食べてみます。
おぉ、子どもに喜ばれる味ですね。わたしも好きです。
生ハムとチーズの強めの塩味が大根の甘さをより引き立たせています。
チーズがいい感じでとろけていて、チーズ好きにはたまりません。
大根もチーズをとろけさせるのもレンジだけで作ることが出来るので、圧倒的に簡単なのもいいですね。
大根の根の栄養
野菜は淡色野菜と緑黄色野菜に分けられるのですが、大根の根は淡色野菜で、葉の方は緑黄色野菜に分けられます。大根の葉はビタミンが豊富ですが、根の方はほとんどが水分のため、栄養価はさほど高くはありません。ですが、水分を多量に含む大根の根は低カロリーながら満腹感を得られる食材です。大根の根に含まれる栄養素は消化酵素をはじめ、ガン予防に働くといわれているビタミンC、高血圧予防につながるカリウムが含まれています。また、便秘解消に役立つ食物繊維も含まれています。
ふろふき大根をレンジで作ったのも初めてだったし、こんなにおしゃれに仕上げたこともなかったので、とても新鮮でした。普通の甘いみそをのせた和風のふろふき大根を作るときにも電子レンジで6分で作れますので、ぜひ参考にしてみてください。その場合も大根の皮はぶ厚く剥いて、辛味の強い外側を取り除くことをお忘れなく～。
参考文献：
からだのための食材大全 NHK出版
