旅行SNS「RECOTRIP」、東日本と西日本の人気観光スポット・ベスト30を発表

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 インタースペースは12月14日に、同社の運営する新しい発見ができる旅行SNS「RECOTRIP」による「人気観光スポット」ランキングを、東日本・西日本エリアでそれぞれ発表した。

 同ランキングでは、1月1日〜12月4日の期間に、実際に訪問した「RECOTRIP」ユーザー数や、ユーザーがスポットにつけた評価を独自でスコア化している。

 東日本のランキングでは、2021年に続いて「国営ひたち海浜公園」が1位となったほか、「東京ディズニーランド」が大きく順位をアップした。「善光寺」は7年に一度の御開帳があり、希少な機会として多くの観光客が訪れており、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台となった鶴岡八幡宮もランクインするなど、メディアの効果がうかがえるランクインとなっている。

 1位の国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市にある国営公園で、国内最大級の広さを誇り、園内は七つのエリアに分かれる。自然に囲まれた園内は、季節ごとに美しい花々が楽しめ、特に春の約530万本のネモフィラが辺り一面を埋め尽くす青い世界と、秋のコキアの紅葉が台地を真っ赤に染める風景が人気を集めている。

 2位の東京ディズニーランドは、1983年に千葉県浦安市舞浜にオープンし、常に進化をし続けるパーク内は何度訪れても飽きさせることがない。2022年は、新型コロナ禍で休止されていた施設や季節のイベントもほぼ復活し、3年ぶりに開催された「ディズニー・クリスマス」は沢山の人で賑わった。

 3位の「白金青い池」は、北海道の美瑛町にある。もともとは美瑛川に作られた堰堤によってできた人造池だったものの、時が経つにつれて自然の力によって不思議なほどに青く輝くようになったとされる。現在では、世界的に有名な絶景スポットとして知られるようになり、多くの観光客が訪れている。

 西日本のランキングでは、2021年に続いて清水寺をはじめとした歴史的名所が上位を占める一方で、東日本と同じくテーマパークや水族館、複合施設などの順位上昇が目立った。今回ランクインした角島大橋は、数々のCM撮影や映画の舞台にも取り上げられ年々人気が高まり続けている。

 1位の清水寺は、京都府東山連峰の1つである音羽山の中腹に建っている寺院で、1994年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つとして登録された。ご本尊は「十一面千手観音菩薩」で、観音像は11の表情と42の手から成り、その姿は大きな慈悲を表している。古くから、無病息災や立身出世、良縁などを願う人々から熱く信仰されてきた。

 2位のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、大阪府大阪市此花区にあるテーマパークであり、ワールドクラスのエンタテインメントを大集結させたテーマパークとして、ハリウッド映画の世界観が繰り広げられている。園内では数々のイベントが開催されており、アトラクションをはじめレストランやショップ、ホテルといった施設が充実するとともに、宿泊可能なので心ゆくまでハリウッドの世界を堪能できる。

 3位のハウステンボスは、長崎県佐世保市にある滞在型リゾートテーマパークで、東京ドーム33個分という広大な敷地にホテルや美術館、ショップなどが点在し、単独テーマパークとしては日本最大規模を誇る。ヨーロッパ調の町並みや石畳が特徴のパーク内では、「光の王国」「花の王国」「ロボットの王国」など季節ごとにテーマの異なったイベントを開催している。