綱島街道からのアクセスよくなります!

武蔵小杉駅の新改札で動線が変わる?

 川崎市とJR東日本横浜支社は2022年9月16日(金)、JR武蔵小杉駅の新たな改札口設置工事に着手すると発表しました。


武蔵小杉駅横須賀線口。朝に混雑する。2018年(乗りものニュース編集部撮影)。

 この改札口は、横須賀線ホームの北側にできます。南武線と横須賀線をつなぐ動く歩道の横須賀線側の終端付近に、新たな改札とコンコースが拡張される形です。

 これに合わせて川崎市も、駅の外に東急武蔵小杉駅とJRの新改札口を結ぶ、新たなアクセスルートを整備します。これは南武線ホームの南側に沿うように進み、綱島街道の陸橋(上丸子こ線橋)の下をくぐって新改札口へ通じるルートで、南武線の北側からのアクセスも確保されるといいます。

 新改札口の使用開始は2023年度内の予定で、川崎市が整備するアクセスルートも同時期の開通予定だそうです。

 武蔵小杉駅周辺は近年急速に対策が進み、コロナ前は朝に入場待ち行列も発生するほどの混雑ぶりでした。2018年には横須賀線口に混雑緩和のための臨時改札や新たなエスカレーターの設置などが行われましたが、抜本的な混雑対策が話し合われていました。