先月23日から、秋田港〜石狩湾新港で実施されていました。

8月初頭の台風により鉄道寸断続く


貨物列車(画像:写真AC)。

 JR貨物は2022年9月16日(金)、貨物輸送のいわゆる「日本海ルート」について、8月の台風被害をふまえた現在の状況を発表しました。

 奥羽本線は大館付近で運休が続き、秋田〜青森では貨物輸送が寸断されています。これに伴い、秋田〜北海道では8月23日から「船による代行輸送」を行っていましたが、これを9月15日で終了。21日からは、秋田貨物駅〜東青森駅間でトラック輸送を開始するとしています。

 秋田〜青森間のトラック代行輸送は1日あたり片道最大80個。船舶代行の時と同じ輸送量です。

 JR貨物の発表では、日本海ルートの貨物コンテナ輸送は、以下の計画で実施しているとのことです。
・関西(百済・吹田)〜秋田:列車輸送(20両、100個)
(片道80個)
・秋田〜東青森:トラック輸送(片道80個)
・秋田〜大館:トラック輸送(片道最大5個)
・大館〜東青森:列車輸送(11両、55個)
・秋田〜仙台:トラック輸送(片道最大5個)、列車輸送(東青森経由、上記と同じ便)
・東青森〜札幌(19両、95個)
・関西(百済・吹田)〜東北本線経由〜札幌(臨時便、20両、100個)