来年3月から導入されます。

分散乗車を促す取り組み


山手線の新型車両E235系電車(画像:kawamuralucy/123RF)。

 JR東日本は2022年9月16日(金)、平日朝のピーク時間帯以外に割安で使える「オフピーク定期券」の導入に向け、国あて認可申請を行ったと発表しました。導入は2023年3月の予定です。

 発表された「オフピーク定期券」の詳細によると、通常の定期券運賃より10%安く購入できる代わりに、平日朝のオフピーク時間帯での利用となります。平日朝のピーク時間帯に改札を通った場合、普通運賃を支払うことになります。

「オフピーク定期券」が設定されるのは、東京の「電車特定区間」。北は大宮駅、南は大船・久里浜駅、東は千葉駅、西は高尾・奥多摩駅です。

 これにあわせて、通常の定期運賃は、1.4%値上げするよう、認可申請が行われています。

 さらに、これに加えて、来年3月からは「鉄道駅バリアフリー料金」が上乗せされます。1か月280円、3か月790円、6か月1420円です。