目玉は超音速巡航ミサイル インド国産のステルスミサイル・フリゲート進水
インド海軍は同型艦を7隻そろえる予定です。
ニルギリ級ミサイルフリゲートの5番艦
インド海軍は2022年9月11日、ムンバイにあるマザゴン造船所で建造中の新型フリゲート「タラギリ」が進水したと発表しました。
「タラギリ」は、インド海軍が調達を進めているニルギリ級ミサイルフリゲートの5番艦として計画され、2020年9月10日に起工しています。
インド海軍の新型ステルスフリゲート「タラギリ」(画像:マザゴンドック・シップビルダーズ)。
ニルギリ級はステルス形状が特徴の次世代艦で、船体サイズは全長149m、幅17.8m、排水量6670トン。計画では76mm単装速射砲1基、ミサイルの垂直発射装置(VLS)32発、超音速巡航ミサイル「ブラモス」の垂直発射装置、30mm多銃身機関砲2基などを装備する予定です。また、このほかに艦載ヘリコプター2機の搭載・運用能力も持つとのこと。
インド海軍はインド西部のムンバイにあるマザゴン造船所と、東部のコルカタにあるガーデンリーチ造船所の2か所に発注しており、前者で4隻、後者で3隻の計7隻の建造を計画しています。
今回、進水した「タラギリ」はムンバイのマザゴン造船所が受け持つニルギリ級としては3隻目となり、計画では2023年に就役する予定です。