隣の県道も「国道化」!? 新潟の国道7号「栗ノ木バイパス」で大規模な道路切替 立体化へ向け周辺一変!
川まで付け替えます!
新潟市街地で進む「高規格バイパスをまたぐ立体化」
新潟の市街地で、周囲の風景を大きく変える大規模な道路工事が行われます。国土交通省 新潟国道事務所が2022年10月1日(土)21時から翌朝にかけ、国道7号「栗ノ木バイパス」の立体化に向けた道路切替を実施します。
栗ノ木バイパス立体化に向けた切替工事の概要。並行する県道を国道にする(画像:新潟国道事務所)。
栗ノ木バイパスは新潟駅の東側を通る南北のバイパスで、通過交通のための立体部を構築する工事を進めています。今回の切替では、JR線の南側に位置する馬越交差点から、国道8号「新潟バイパス」紫竹山IC付近にかけ、バイパスと栗ノ木川を挟んで並行する県道5号新潟新津線を「国道化」。この県道部分をバイパスの下り線専用とすることで、バイパスの上下線が、川を挟んで分離される形となります。
県道側は拡幅されるため、バイパスの車線数としては従来通り片側3車線(6車線)が確保されます。これにより捻出される上下線のあいだの空間に、立体部が建設される計画です。
なお、現在の栗ノ木川は道路工事にともなって整備された仮水路であり、今後、付け替えられる予定。川を挟んで立体部の上下線が構築される見込みです。
将来的に新潟バイパスの紫竹山ICは、栗ノ木バイパスの立体部から新潟バイパスへ専用ランプで接続する高速道路のJCTのような構造になります。